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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

点をつないで面にすることで、いろいろなことが見えてくる

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19日の火曜日に、ツカサグループ元代表で、
現在、会津で昭和30年代村の建設を進めている川又三智彦さんが主宰する
「会津村塾」の勉強会に参加してきました。
今回のテーマは「経済、おカネのうそ」。

川又さんは経済に関する本も出版されてますが、
経済に詳しくなったきっかけは、
バブルが崩壊して大きな借金を背負ったこと。

ウィークリーマンションを手がけていたときに、
銀行から1500億ぐらいのお金を借りてマンションを建て、
一時期、不動産の評価額が3000億円ぐらいになり、
差し引きで資産が1000億円以上の超大金持ちになりましたが、
バブルがはじけて不動産が暴落し、借金だけが残って
1000億円以上の負債をかかえることに。

事業を継続するため奔走した後、一息ついて時間ができたときに、
どうしてこういうことになったのかを知ろうと経済書を読み始めて、
今までの3000冊以上を読破。
新聞、雑誌も多数読んで、経済ニュースを記録するように。

そうして記録したものを見直しているうちに、
点がつながって線、面となって、
経済の流れがわかるようになったそうです。

川又さんは「自分科学」も提唱されていて、
もう何十年かの間、自分の行動記録を、
文章、写真、ビデオを使って残してらっしゃいます。

そういった記録を見返すことで、
自分のことがより深く理解できて、
いろいろなことが見えてくるとのこと。

ぼくも、自分史活用推進協議会の活動で、
自分史をまとめて自分の過去を見返して、
過去やってきたことの点をつなぐことで、
いろいろなことが見えてくるという話をよくしています。

このブログのタイトルも「点をつなぐ」ですが、
いろいろなことをバラバラに見ていくのではなく、
その関係性を探りながら、点をつないで
線、面にしていくという視点を、
常に持っておくといいと思います。

ちなみに、川又さんの経済情報の年表が、
ぼくの会社で運営している
年表創造コミュニティ「Histy」に掲載されています。
数千件の経済情報が載っているので、
ぜひ参考にしてみてください。

会津村塾「川又三智彦の経済情報」(共通史年表)

次回の会津村塾の勉強会は3月12日にあります。
詳細は以下のFacebookのイベントページをご覧ください。

第24回会津村塾 大震災2年を機に考えたい「あの世を味方につける生き方」

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