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今年は「あ・た・ま」でいきます

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この4月から大阪市の公募で小学校の校長になるという方の記事を読みました。

大阪市の公募校長になりました - 教育レポート/edurepo

研修に入るための発令式のときに、メディアからの取材を受けて、
「橋下の手下である素人校長VS現場の教師」といった図式に当てはめようと
話を誘導してくる記者に、メディアの怖さを感じたということです。

記者が取材するときに、
ある程度、こうなのではないかという
仮説を持っておくことは悪くはないと思いますが、
その仮説に当てはまることしか話を聞こうとしないのは、
やはりよくないですよね。

きちんと相手の話をありのままによく聞いて、
それを元に仮説を検証、修正していくことが大事です。

これは、取材記者の場合だけでなく、
僕らが普通に対話するときにも通じることだと思います。

相手の話を聞くときに、
ついつい自分の考えの枠組みに当てはめてしまい、
相手が本当に伝えたいことをきちんと受け止めてないことは
僕自身もよくあるような気がします。

人の話をありのままにきちんと受け止めて聞くというのは
本当に難しいことです。
今年はもっと話をきちんと聞けるようにしていきたいと思います。


もう一つ、この記事の中で印象に残ったのは、
研修で教育センターの所長さんに、
教育現場には「あ・た・ま」が大事だと教えられたという話。
「あ=明るく」、「た=楽しく」、「ま=前向きに」だそうです。

このような言葉は、以前どこかで読んだような気もしますが、
教育現場だけでなく、ほかの仕事にも通じますね。

語呂がよくわかりやすいので、
僕も今年は明るく楽しく前向きに、
「あ・た・ま」でいこうと思います。

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