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交通安全祈願発祥の地でもある、東日本最古の天満宮は?

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先日、ある会社を訪問するため、初めて南武線の谷保駅で降りました。
訪問先は駅からちょっと離れてましたが、時間的に余裕があったので
歩いて移動することにして、途中、谷保天満宮の境内を通りました。

帰り道も谷保天満宮を通ったのですが、ふと見ると
「交通安全祈願発祥の地」の看板が。

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「へー」と思って、何かわかるかなと社務所に行ってみたら、
資料などが展示されていました。

明治41年(1908年)8月1日に、
“自動車の宮様”と称された有栖川宮威仁親王殿下の御先導により、
わが国初の遠乗会が、谷保天満宮を目的地に開催されたそうです。

そして、天満宮の梅林における食事会の席上で、
わが国初の自動車倶楽部が設立され
自動車の将来について語り合われたとのこと。

その後、宮様ご一行は、天満宮の拝殿に昇殿参拝された後、
整備も不十分な道路で故障や事故もなく
無事に帰途に就かれたことが、
谷保天満宮が「交通安全祈願発祥の地」であるゆえんだそうです。

そのときに使われたガソリン自動車『タクリー号』の模型も
展示されていました。

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青いのが『タクリー号』の模型です。
こんなところに「交通安全祈願発祥の地」があったとは知りませんでした。
クイズのネタにできそうです(笑)。

僕は時間の余裕があるときは、
なるべく自分が行ったことのない道を歩いてみるようにしていますが、
知らないところをぶらぶら歩いてみると、
いろいろな発見があって面白いですね。

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