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現場へ行ってみることの重要性

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23日、24日の2日間、名古屋で、一般社団法人自分史活用推進協議会主催の
自分史活用アドバイザー認定講座を開催し、無事終了しました。
アンケートを見て、参加者の方々の満足度も高かったようで
ほっとしているところです。

講座が終了した後、名古屋から近い春日井市に
日本自分史センターがあるので、行ってみることにしました。

すでに行ったことがある人からは、
小さい部屋に自分史本が置いてあるだけだという話を聞いてましたが、
とりあえず自分で現場に行って、
どんなところか確認したいなと思ったので。

JR中央線の春日井駅から歩いて20分ぐらいのところにある
きれいで大きな建物の、文化フォーラム春日井の2階に
日本自分史センターがありました。
確かに部屋はこじんまりとしていました。

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日本自分史センターは、平成11年11月11日に開設されたそうで、
現在自分史本の蔵書数は約1万冊あり、
部屋においてあるのは、その一部のようです。
なぜ自分史センターを開設したのかが書いてあったので引用します。

春日井市は、書道三蹟の一人、小野道風誕生伝説の地として
古くから書道が盛んな「書のまち春日井」です。
この「書く」という行為をさらに進め、思索し、
文章を綴るという意義を持つのが自分史です。
文化フォーラム春日井では開館以来、自分史活動に取組み
「受容する文化から自ら創出する文化へ」の転換を図っています。
また、名古屋のベッドタウンとして発展した春日井市の
新旧住民の融合を図るコミュニケーション・ツールとしても
大きな役割を果たしています。

自分史が「地域の新旧住民の融合を図るコミュニケーション・ツール」として
活用されているというのがいいですね。
他の地域でも活用できそうです。

自分史センターの直接の担当者の方は、この日はいらっしゃらなかったので、
名刺だけ置いてきたのですが、
同じフロアの「文化情報プラザ」の展示物をぶらぶら見ていて、
以前に開かれたらしい自分史シンポジウムの報告書の資料を発見しました。
購入もできるとのことで、1冊200円で4種類を購入してきました。

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まだ中身はきちんと読んでませんが、
自分史を活用していくためのヒントがかなりたくさん得られそうです。

今回、日本自分史センターに行ってみて、
やはり、ネットやメディアに載っている2次情報だけで満足するのではなく、
自分で現場へ行ってみることは重要だなと、改めて思いました。

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