“ブルームーン”が今になって話題になった理由
ちょっと前に、8月31日の月が“ブルームーン”だと話題になりましたね。
“ブルームーン”というと、私のような昭和世代は、
1980年代中ごろに放送されていた『こちらブルームーン探偵社』を思い出します。
シビル・シェパードとブルース・ウィリスが主演していたコメディタッチの探偵モノで、
ブルース・ウィリスが人気が出るきっかけになったドラマですね。
このドラマは好きでよく見ていて、
ブルース・ウィリスはコメディのイメージが強かったので、
アクション映画の『ダイ・ハード』に主演して
大ヒットしたことを意外に思ったのを覚えています。
"once in a blue moon"という英熟語もなんとなく覚えていましたが、
“ブルームーン”が、ひと月のうちに満月が2回ある場合に、
その2回目の満月のことをいうのだとは、最近話題になって初めて知りました。
元クイズ番組荒らしとしては知ってないといけないはずですが、
ネットで見ていても、今回初めて知ったという方は多かったようです。
“ブルームーン”は2、3年に1回はあるので、
今までに話題になって、もっと知られていても不思議はないはずですが、
大きく話題になったのは、今回が初めてではないかと思います。
今になって話題になったというのは
やはりTwitterやFacebookなどのリアルタイム系のソーシャルメディアが
より多くの人たちに使われるようになってきたからでしょうね。
前回の“ブルームーン”は2009年12月31日で、
すでにTwitterやFacebookは使われていましたが、
利用者数はまだまだ少ない状況でした。
TwiterやFacebookがより多くの人たちに使われるようになって、
今まであまり知られてなかったような知識や話題が掘り起こされて、
伝搬していくことが容易になったということでしょう。
ということで、今回改めて、話題の増幅装置としての
ソーシャルメディアの有効性を感じました。
自分でも面白い知識を掘り起こして、話題にしてみたいですね。