ICTを活用すれば、今の常識的な学校教育のやり方をよりよく変えられる
オルタナトークのお題「子どもの教育にICTを活用する是非」について書いてみようと思います。
私は教育の専門家ではありませんし、先生になろうと思ったこともありませんが、教育のあり方についてはよく考えることがあります。私はICTをどんどん活用すべきだと思っています。
現在の学校教育の一番の問題点は、数十人まとめて一緒に先生が教えるやり方だと思っています。たとえば、算数でいえば、得意な子もいれば苦手な子もいるのに、一緒に同じように教えていたら、得意な子にとっては進み方が遅くて物足りなくなるし、苦手な子にとっては、まだ内容が理解できないうちにどんどん進んでしまって、落ちこぼれてしまいます。ICTをうまく活用すれば、子供たちそれぞれに合わせた教育ができるのではないかと思っています。
私は現在、プログラミングを学ぶのに「ドットインストール」というオンライン学習サイトを利用しています。このサイトでは、多様な学習内容が3分以内の動画でまとめられているので、自分が興味を持った内容を好きなときに好きなだけ学習できるし、よく理解できなければ何度でも見直すことも可能で、自分の能力、興味に合わせて学習できます。
学校での学習内容にもついても、同様に短時間の動画で用意しておき、小テストなども用意して、自分で内容を理解したかどうかを判断できるようにしておいて、教室内でそれぞれ自習するようにして、どうしてもわからないことがあれば、先生に聞いたり、ほかのできる生徒に聞いたりして進めていくようにすれば、落ちこぼれることもなく学習できるようになるのではないかと思います。先生に教えてもらうより、むしろ友達から教えてもらったほうが理解できるという場合も出てくるでしょう。もちろん科目や内容によって、これまでのようなクラスでの学習や、グループでの学習があってもいいと思います。
今の大勢の生徒を先生が教えるやり方は、寺子屋時代から考えてもたかだか数百年のものでしょう。せっかくICTが発達していろいろなことができるようになってきたのだから、今の常識的なやり方にこだわらず、どんどんICTを活用して、よりよい教育のやり方を模索していくことは重要だと思います。