「本屋さんの逆襲」に見る、創意工夫の大切さ
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先週の朝日新聞の夕刊で「本屋さんの逆襲」という全4回の連載記事が載っていて、興味深く読んだのですが、その記事が朝日新聞のサイトのほうにも掲載されました。
本屋さんの逆襲(1) つい手が伸びる「文脈棚」
本屋さんの逆襲(2) 大学生協生まれのヒット
本屋さんの逆襲(3) 朝採り野菜で女心つかむ
本屋さんの逆襲(4)「うちの店」の垣根超えて
出版業界と同様に書店業界も厳しく、1日1店のペースで減少しているそうですが、そういう厳しい状況の中で生き残っていくためにがんばっている書店の新しい試みを紹介しています。
経営資源の少ないスモールビジネスでは、自分の頭を使って考え、お金などの資源をあまり使わず創意工夫していくことが重要ですが、これらの記事で紹介されている「文脈棚」や、大学生協の「読書マラソン」、女性向けの書店、書店同士でのフリーペーパーやPOPの共有などは、そういった創意工夫の典型例ですね。
もうすぐアマゾンと楽天が電子書籍リーダーを出してくるようで、これから電子書籍が勢いを増してくる可能性は高いと思いますが、テレビが出てきても映画やラジオがなくならなかったように、紙の書籍の魅力は電子書籍とはまた別なので、なくなることはないでしょうし、リアルな書籍と触れ合える書店の存在価値もなくならないと思います。ぜひ創意工夫することで書店の魅力を高めて、生き残っていってほしいと思います。
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