年表創造コミュニティ「Histy」と、Facebookのタイムライン機能の違い
昨日は、会津で昭和30年代村計画を進めている川又三智彦さんが主宰する会津村塾の勉強会で、年表創造コミュニティ「Histy」を使って自分史年表をまとめる方法について話をしてきました。
参加者の方々の反応はおおむね良好でしたが、HistyとFacebookのタイムライン機能との違いについて聞かれたので、ここでも違いをまとめておきたいと思います。
・複数の年表を並べて見ることができる
Histyではいろいろなテーマの年表を並べて見ることができます。複数の年表を並べて見ることで、自分の年表と友達の年表を比較したり、社会のできごとと比較したりなど、いろいろな使い方、楽しみ方ができるようになっています。
・自分用の年表を複数のテーマでつくることができる
Facebookでは自分のタイムラインは一つだけですが、Histyでは自分用の年表を複数つくることができるので、たとえば自分史の年表だけでなく、日記、未来計画、読書記録、お料理日記など、自分の好きなテーマでどんどん年表をつくれます。未来計画の年表と、実際の行動記録の年表を並べて、検証するような使い方も考えられます。
・年表の始点を同期して見比べることができる
Histyには年表の始点を同期する機能があるので、たとえば自分の年表と昔の偉人の年表の誕生日を同期すると、同じ20歳や30歳のころにその偉人の人が何をやっていたかを比べて見ることができます。毎年1月1日からの日記の年表をつくっておけば、始点を同期して、前の年の同じ日に何をやっていたのかを見比べる連用日記のようにも使えます。
・ツイッターやブログなどを年表にすることができる
HistyではツイッターやブログなどのRSSを登録しておくと、自動的に年表にすることができます。ツイッターを年表にしておくと、Histyの検索機能で、昔のツイートの検索することも簡単にできます。
・他の人と協力して年表をつくり共有できる
Histyには自分用の年表以外にも、特定のテーマについてWikipediaのように他の人と一緒に年表をつくれる共有史機能や、コミュニティの仲間と一緒に年表をつくれるコミュニティ史機能もあります。
以上、HistyとFacebookのタイムライン機能の違いをあげてきましたが、一番の違いは複数の年表を並べて比較して見ることができることだと思います。日本から出たことがない人より、海外経験がある人のほうが、比較の視点を持てるため、より日本のよさがわかるように、自分史をただつくるだけでなく、ほかの年表と並べて見比べることで、いろいろなことがわかってきます。まだHistyを使ったことがない方は、ぜひ活用してみていただけたらと思います。