「新しいiPad」を手に入れました
昨日「新しいiPad」をとりあえず見てみようと、午後の遅めの時間に渋谷に出て、LABIをのぞいてみました。iPad2と新しいiPadの置いてあるコーナーが離れていたので、両方を並べて見比べることができず、正直なところほとんど違いはわからなかったのですが、今後電子書籍関連の活動に力を入れていこうと思っていることもあり、思い切って買うことにしました。でもお店に聞いたら16GBしか在庫がないというのでLABIで買うのはやめて、その近くのビックカメラにも行ってみましたが、やはり16GBしか在庫がないようでした。
たぶん同様に欲しいモデルの在庫はすでになくなっているだろうと思いながら、渋谷のアップルストアへ行ったら、かなり人が入ってにぎわっていて、やはり今日は手に入れるのは無理かなと思ってお店の人に聞いてみたら、まだ全種類在庫があるとのこと。無事Wi-Fiモデルの32GBの黒を手に入れることができました。
昨日は帰宅が遅かったので、まだパッケージを開けてませんが、これから開けてじっくり使い方を研究しようと思っています。自分用にiPadを手に入れて使うのは初めてなので楽しみです。
ところで、WIREDにアップルのインダストリアル・デザインを担当する上級副社長のジョナサン・アイヴのインタビュー記事が載ってましたが、以下の発言に目が止まりました。
「われわれの目標はとてもシンプルです。よりよい製品をデザインし、製造するということです。よりよいものが作れないなら、それは行いません。われわれの競合者はそのほとんどが、”何か違うことをする”ことに興味を持っています。あるいは、新しいと見られたがる。しかしそれらは、完全に間違った目標だと思います。プロダクトは本当に、よりよくなければいけないのです。それには真の鍛錬が必要です。われわれを動かしているのは、よりよいものを求めるという、心からの欲求なのです」
「ジョナサン・アイヴ、Appleのデザインを語る」より
この発言を読むと、「新しいiPad」の名称が単なるiPadだったことの理由がわかるような気がします。差別化したり、新しく見せたりというのは、よりより製品をつくることとは関係ないということですね。ユーザーによりよい製品やサービスを提供して、よりよい経験をしてもらうことにフォーカスすることの重要性を再認識しました。