プレゼンで自分史を語るメリット
昨日はオルタナブロガーの定例ミーティングに参加しました。今回は「海外特報部ログ」の佐藤由紀子さんが「海外速報記事ができるまで」というテーマで話をされました。佐藤さんは人前でプレゼンするのは生涯で2回目とのことでしたが、とても興味深い内容で面白かったです。佐藤さんが仕事で使っている「七つ道具」の話や、チェックしている海外メディアの話も参考になりましたが、前半で語られた自分史ストーリーが個人的には特によかったです。
私はプレゼンで自分史を語ることにはいろいろなメリットがあると思っていますが、そのポイントをあげてみます。
・ストーリー、エピソードが人を惹きつけやすい
自分史にはいろいろなエピソードやストーリーが含まれています。単に事実を点で語るよりも、点がつなげてストーリーとして語るほうが人を惹きつけやすくなります。
佐藤さんの場合は、子供のころに育ったところに米軍基地があったことで、アメリカへの憧れが生まれ、それが語学への興味につながり、大学で語学を学び、今の仕事につながっていることがわかりました。
・自分のキャラクターを伝えやすい
例えば、自分の性格について、ただ「真面目です」というよりも、その性格を物語るような具体的なエピソードをあげたほうが説得力が出て、自分のキャラクターが伝わります。
佐藤さんの場合も、編集者時代に、海外の分厚い書籍の翻訳書を何冊も担当されてきたという話が、佐藤さんのこつこつと真面目に仕事に取り組むキャラクターをよく表わしているなと思いました。
・共感を持ってもらいやすい
自分史的な内容をいろいろ語ることで、その中から共通点を見つけてもらえると、共感を持ってもらいやすくなります。
佐藤さんの話を聞いていて、実は私と学年が同じことだったことがわかり、出身も同じ神奈川県で、編集者をされていたこともわかって、3つも共通点が見つかり、親近感が高まりました。
・具体的体験に説得力があり、学びや気づきを与えられる
ノウハウなど何か伝えたいときに、それをそのまま伝えるよりも、具体的経験の話から感じたり学び取ったりしてもらうほうが、内容に説得力が出ます。
佐藤さんは、商社でしばらく働いた後、仕事がハード過ぎるということで一度会社を辞められたそうです。半年ぐらいゆっくりしていた後、結婚することが決まり、その前に就職活動して、たまたま出版社に決まったとのこと。事務職を希望していたところ、編集のほうに適正があると言われて、編集者として仕事を始めたところ、とても面白くて、仕事は商社と同様にハードだったけど楽しんでやっていたとのことでした。
ここから人によって感じとることは違うと思いますが、私は、やっぱりハードでも楽しんでできることが自分の天職であり、天職は意外な偶然から見つかることもよくあるのだなと、佐藤さんの話を聞いていて改めて思いました。
ということで、もちろんテーマにもよりますが、プレゼンの機会があったら、ぜひ自分史的な内容を取り込んでみるといいと思います。そのためにも、普段から自分史をまとめて自分のことを振り返る機会をつくることをおすすめします。