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「自分を元気づける言葉」のアンケートから引き出されるもの

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しばらく前に読んだ記事ですが、日経ビジネスオンラインの『「自分を励ます言葉」に見る日本人の特質』という記事に面白い内容が紹介されていました。

2010年末の日経新聞に、「自分を元気づける言葉」と題してアンケートに基づいた上位20の言葉が紹介されていたそうです。1位が「なるようになる」、2位が「まあいいか、気にしない」、3位が「人は人、自分は自分」だったとのこと。

これらの言葉を、どのような姿勢に基づくかを分類したところ、「あきらめ」、「なぐさめ」、「他人任せ、時間任せ」、「自力」の4つに分かれ、4つめの自力発想に基づく言葉は2割しかなかったそうです。

面白いなと思ったのは、こういった一般的なアンケート結果からでも、分類したり、視点を変えたりすることで、違ったものが引き出されるということです。逆に言うと、表面的な結果だけでなく、それが意味するものを見通す力が重要ということですね。

もう一つ思ったのは、日本人はまだまだ自主性を持って自分で考え、自分で行動できる人が少ないのだろうなということです。最近、自分で考えて行動することの重要性がよく叫ばれているように思いますが、逆に言うと、まだまだそれができている人が少ないということでしょうね。

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