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「知力世界No.1 大学決定戦」を見て

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昨日、フジテレビで深夜に放送していた「ブレインワールドカップ知力世界No.1 大学決定戦」を見ました。世界のエリート大学の学生たちが、4人一組でクイズで競うという番組で、ハーバード、MIT、オックスフォードなどが出ていて、日本からは東大と京大のクイズ研のメンバーが参加していました。

東大がベスト3まで残ってましたが、決勝に残るのは無理そうだと思っていたら、オックスフォードを逆転してハーバードとともに決勝に進出。決勝では団体勝ち抜き戦で、最後は大将同士の対決になりましたが、結局東大が優勝しました。

もちろん日本の番組なので、日本の大学が有利な面が大きかったと思いますが、東大クイズ研が優勝したのは単純にうれしかったです。私は東大クイズ研の創設メンバー&初代会長なので(笑)。

別にクイズに強いからといって、必ずしも頭がいいというわけでもないし、ネットでほとんどのことが検索できてしまう時代に、知識だけ頭に詰め込んでもしょうがないという意見もあると思います。確かにその通りですが、私の場合、クイズが好きなのは、単純にいろいろなことを知ったり、理解したりするのが面白いからなんですよね。

ネットで検索できる時代だといっても、まったく知識を持ってないことに関しては検索することすらも難しいし、実際に頭の中に入っている知識でないと使いこなすことは難しいしです。そういう意味では、クイズが好きで、何にでも興味を持ち、わからないことは調べて、多少でも頭の隅にひっかけておくようにしてきたことは、自分にとってはよかったと思っています。

年末には日本テレビで「日本No.1の頭脳王!大決定戦!!」という番組もやっていて、一部の突出した人たちが争う番組が増えてきたのは、それはそれで面白いのでいいですが、「アタック25」のように一般の視聴者が参加できるクイズ番組が、昔のようにもっと増えてほしいなと思います。

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