口べたな人でも様になる講義をするための5つのポイント
一般社団法人自分史活用推進協議会の主催で、10月15日、16日の2日間で、トータル約8時間の自分史活用アドバイザー認定講座のテスト版を開催して、30人以上の方々にご参加いただきました。会場が狭くて参加者の皆さまに不自由をかけたり、2日目はこちらの確認ミスで、講座の開始予定時刻の5分前からしか会場に入れずセッティングで手間取ったり、いろいろ反省点はありましたが、なんとか無事終わることができました。ご参加いただいた皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。
私自身はまだ回答していただいたアンケートをきちんと見ていないのですが、集計担当者によると思っていた以上に高評価で、内容に満足していただいた方々が多かったようでホッとしました。
私は約半分の4時間分の講師をを担当しました。もともと口べたで話がへたで、今回も正直なところまだまだの出来で、より精進しないといけませんが、ある程度講義をするときのコツはつかんできたので、講義のときに気をつけているポイントをまとめてみます。
・スクリーンやパソコン画面、資料などはなるべく見ずに、参加者のほうを見て話す
資料などをいろいろ見ながら話をしていると、内容がきちんと頭に入っていないように思われるので、できるだけ参加者の方々のほうを見るようにしています。本当は会場全体に目配りできるといいのですが、なかなかそこまではできていません。
・無線マウスを使う
最近、無線マウスを使うようになったのですが、無駄な動きをしなくてすみ、参加者のほうを見たままスクリーン内容を切り替えていけるので、以前より落ち着いて進められるようになりました。
・ときどき参加者に問いかける
たとえば「自分史についてどのようなイメージをお持ちですか」と問いかけて、実際に何人かの方に答えてもらったり、「Facebookをお使いの方は手を上げてください」と手をあげてもらったりすると、講義が一方通行にならず、参加者にも「もしかしたらあてられるかも」という緊張感を持って講義を聴いていただけるようになります。
・ワークを取り入れる
たとえば、自分史年表を書いてもらったり、自分史の出版プランをまとめてもらったりなど、講義の内容に合わせたワークシートを用意して書き込んでもらい、それを各グループ内で発表してもらうようにすると、講義の内容を実践することで、より理解を深めてもらうことができ、参加者同士でも交流が生まれて仲良くなってもらうことができます。話す時間を短くできるので、講師の負担も減らせます(笑)。
・準備に時間をかける
上にあげたポイントで、常に参加者のほうを見て話すには、内容をきちんと頭の中に入れておかないといけないですし、ワークをするためには、そのためにワークシートなどを用意しておかないといけません。もちろんしっかりした内容を準備することも大切です。練習も含めて、きちんと準備をするということが、当たり前ですが一番大事です。
多少でも参考になれば幸いです。