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「ピクト図解」考案者の板橋悟さんのインタビュー記事をHistyに掲載しました

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うちの会社で運営している年表創造コミュニティ「Histy」に、各業界の第一線で活躍している方々を、インタビューと年表で紹介する「ロールモデルを探せ!」というコーナーがあります。第9回として、『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』、『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』などの著書を出版されているビジネスプロデューサーの板橋悟さんの記事をアップしました。

板橋さんは、もともと教育に関心があり、子供たちの“わかった”喜びに立ち会いたいと教師を志望されていたそうですが、あるとき「因数分解って人生で何の役に立つの?」と質問されてうまく答えられず、何の社会経験もない若造が教える側に立つことの恐ろしさに気づき、少し社会経験をして修行を積もうとリクルートに入社されました。

初めて配属された人事部で、思うように成績があげられず、人生で初めての挫折を経験。異動先で「今自分ができることは何だろう」と考え、がむしゃらにがんばったことでリカバリーした経験が自分にとって大きかったとのこと。

その後、いろいろな部署に異動して経験を積んだ後、独立されて、自分の中で育ててきたコンセプトや方法論を『記事トレ』や『ピクト図解』などの著書やセミナーで世に問うことができるように。社会人としてさまざまな経験、知識を積んできたことで、「因数分解って人生で何の役にたつの?」という質問に答えられるようになり、新刊の『なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?』の出版につながったそうです。

板橋さんの記事を読んでいて、人生で経験するあらゆることは、失敗や挫折も含めて、すべて意味があることなのだなと改めて思いました。そして、自分が経験してきた経験、知識の点をつなぎ、線とし、面をつくっていくことで、新しい展開が生まれるのだなと。

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