同じものでも視点や切り口を替えることで違う見せ方ができる
»
NAVERまとめに面白いまとめがありました。
特に、マリオの視点で見た「スーパーマリオ」の動画がなかなかいいです。
同じものでも、視点を替えると違うもののように見える典型例ですね。たとえば小説の場合、同じストーリーでも、主人公の視点なのか、別の登場人物の視点なのか、神の視点なのかで小説の雰囲気や描写などが違ってきます。何かを創ろうとしていていきづまったときなどには、この視点を替える発想は重要ですね。
また、同じものでも、切り口を替えることで違うように見せることができます。私は以前アイドル雑誌の編集者をしていましたが、当時担当していた雑誌は、特定のアイドルを徹底取材した30ページぐらいの巻頭特集をウリにしていました。内容のパターンは、だいたいカラーグラビア、グローイングアップストーリー、仕事のまとめ、関係者の証言、インタビューなどとほとんど同じですが、切り口を替えることで面白く見せるようにしていました。例えば「学校」という切り口だったら、グローイングアップストーリーは「歴史の時間」、インタビューは「国語の時間」、仕事のまとめは「現代社会の時間」という出し方、「テーマパーク」という切り口だったら、グローイングアップストーリーは「過去の国」、インタビューは「言葉の国」、仕事のまとめは「冒険の国」という出し方をするということです。
何かを創るときには、この視点と切り口を意識すると発想を広げることができるので、ぜひ試してみてください。
SpecialPR