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中高年こそプログラミングを学ぶべき

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asahi.comに「よいハッカーになろう 米ラスベガスで子ども向け講座」という記事が載っていますが、昨晩のワールドビジネスサテライトでも「新常識!?プログラミング」と題して、子供向けや中高生向けのプログラミング教室や、大学生の向けのプログラミング合宿「ブレークスルーキャンプ」を取り上げていました。

これまで日本は「ものづくり」のハードウェアに重きを置いてましたが、今後はソフトウェア的発想が重要になるということで、子供のころからプログラミングを学ぶというのはいいことだと思います。

私自身、この春ごろから改めてプログラミングの学習を始めたのですが、今はネット上にプログラミング学習のための情報はいっぱいあるし、開発環境もほとんど無料で手に入るし、自分が書いたプログラミングがシミュレーターで動くのを簡単に見ることができて楽しいし、わかりやすい入門書もたくさん出ているし、自分が大学生のころと比べるとはるかに敷居が下がっているなと感じています。

そして思ったのは、中高年こそプログラミングを学習すべきではないかということです。アイデアは組み合わせから生まれるもので、長く生きてきて、それだけいろいろな経験、体験をしてきているのだから、アイデアの素材となるものをいっぱい持っているはずで、若い人たちよりいいアイデアを思いつく可能性が高いと思っています。プログラミングを学んでおくと、そういったアイデアを実際に形にできるようになります。何より、自分でつくったものが動くという面白さ、楽しさを体験することで、頭も活性化するし、気持ちも若返ります。

ちなみに、ワールドビジネスサテライトの中で紹介されていた、こども用のプログラミング教室で使われていたのが、MITが開発したスクラッチという教育用のプログラミング言語で、今までまったくプログラミングに触れたことがない方は、このへんから始めてみるといいかもしれません。

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