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ミクシィは自分たちの強みをわかっていないのではないか

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日経新聞の電子版にミクシィに関する記事が載っていました。

「ミクシィ逆襲の夏 「最後に勝つ」副社長」

ちなみに有料会員限定記事になってますが、登録会員は無料で20本まで読めます。

これを読んだところでは、ミクシィはリアルな友人とつながるところを目指しているのはフェイスブックと同じだけど、フェイスブックは知り合いだけど親密ではない人と全部つながってしまうのに対して、ミクシィは本当の友達とつながれる居心地のいい空間を目指し、建前ではなく本音でコミュニケーションできる空間をつくろうとしているということのようです。

今後、夏以降に大きな機能追加やサービス改善があるとのことなので、それを見てみないとはっきりしたことは言えませんが、最近ミクシィが、実名制にこだわらないと言いながら、マイミク一覧にいきなりニックネームだけでなく名前を載せたり、足あと機能を改変したりしているのを見ていると、個人的には違和感を感じています。

私はミクシィは初期のころから使ってますが、もともとミクシィで面白いと思ったのはコミュニティ機能です。例えば、マイナーな趣味を持っている人だと、自分の周りに同じ趣味の人をなかなか見つけにくいですが、ミクシィにはあらゆるテーマのコミュニティがあるので、同じ趣味の人のコミュニティを見つけやすく、そういう人たちとコミュニケーションをとって盛り上がり、オフ会で会ってリアルな友人になっていくという流れができていたところが、ミクシィのよさだと思っていました。フェイスブックにもフェイスブックページやグループがありますが、どちらかというとビジネス色が強くて、同じ趣味で盛り上がるという感じではありません。ミクシィのコミュニティはほかのSNSにない強みだと思っていますが、最近はコミュニティ機能は真ん中から追いやられていて、力を入れているようには見えません。

個人的には、ミクシィはもっとコミュニティ機能の強化を考えたほうがいいのではないかと思っているのですが、今後のミクシィの動向を注目していこうと思います。

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