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LinkedInはソーシャルな行動をするためのものではない

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Specialオルタナトークのお題が「LinkedInは、“クル”のかな?」になって、オルタナブログでもLinkedInの話題が盛り上がってきているようです。私自身はLinkedInはたぶん3年以上前に登録していますが、ほとんど使っていません。他のSNSとの違いや使い方がよくわからず、どう使うのかがイメージできていなかったのですが、下の記事を読んで、多少イメージできるようになりました。

ヤフーCUが失敗した理由、LinkedInが成功する根拠--伊藤穣一氏に聞いた

デジタルガレージ取締役で、LinkedIn日本進出のアドバイザーを務める伊藤穰一氏にインタビューした記事ですが、伊藤氏によると、LinkedInはビジネスネットワークを利用して自分の仕事の効率を高めるものであり、一般のSNSのイメージとは違って、ソーシャルな行動をするためのものではなく、あくまで仕事をするためのツールだということです。

例えば、中近東の法律がわかる弁護士とか、東京にいるウェブデザイナーとか、自分が仕事を頼みたい専門職の人を探すのに役立つようですが、そうなると実名と仕事内容をきちんと登録する人が日本で増えるかどうかが、日本でLinkedInが“クル”かどうかのカギになりそうです。となれば、まずは日本語化されないと話にならないわけで、外資系に勤める方や、国際的な仕事をしている方、LinkedInで一山当てようともくろんでいるITコンサルタント系の方々(笑)は別として、今すぐ始める必要はなさそうですね。LinkedInが早く日本語化して、日本でも仕事で使えるツールになってくれることを期待しています。

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