よい目標を立てるのに過去の経験を振り返ることが役立つ

このような記事がありました。

成功する良い目標を立てるには過去の辛い経験を思い出すといい : ライフハッカー［日本版］

私がやっている自分史活用セミナーでもよく言っていますが、つらい経験に限らず、自分の過去の経験を振り返って、その意味をとらえ直してみることは、よい目標を立てるのに役立ちます。良い目標は、自分が本気で情熱を注げる目標だと思います。小さかったころは、自分の興味や好奇心にしたがって、自分の本当にやりたいことをしていたはずです。それが成長してくるにつれて、親からの干渉や家庭の事情によってできなくなったり、周囲からの目を気にしたり、常識に縛られるようになって、やらなくなったりします。改めて自分の過去を振り返ることで、子供のころにやっていたことの中から、情熱を注げる目標を立てるヒントが得られます。

また失敗や逆境、挫折など、当時はつらかった経験でも、振り返ってみて、現在からその意味をとらえ直してみると、その経験が実はプラスの方向に働いていたことがわかったり、その経験があるからこそ、今の自分があるということがわかったりします。過去の経験を振り返ることで、今の自分をより深く理解し、未来へのヒントを得ることができるのです。自己理解を深め、よい目標を立てるために、ぜひ自分史をツールとして使って、過去を振り返ってみることをおすすめします。