地震発生から丸一日が経って
東北地方太平洋沖地震が発生してから丸一日が経ちました。被災された方たちには心よりお見舞い申し上げます。一人でも多くの方々の無事を願っています。
私は、池袋駅から地下鉄有楽町線に乗って移動しているときに地震に遭いました。急に電車が止まったのでどうしたのだろうと思ったら、地震を感知したので急停車したという車内アナウンスがあり、それからしばらく車体が大きく揺れていました。揺れが止まった後、安全の確認のためしばらく停車するとアナウンス。iPhoneがつながらないので情報がとれず、このまましばらく閉じ込められたら困るなと思っていたら、ちょっとして安全を確認しながら、次の駅まで移動しますとアナウンスがあり、電車が動き始めたのでホッとしました。
東池袋駅に到着して、iPhoneもつながったので、Twitterをチェックしてみて、東北地方が震源地だったらしいとわかりました。この時点ではまだ、たいしたことはないだろうと思っていたので、電車が動くまで待とうと電車内にいたら、また大きな余震があり、これはしばらく動きそうもないと判断して、駅から出ることにしました。
地上に出たところ、特に被害が出ている様子もなかったので、電車が動くまで書店で時間をつぶそうと思って、とりあえず池袋駅のほうへ戻りました。リブロやジュンク堂に行ってみたら両方とも閉店。デパートも閉店していて、電車もしばらく動きそうもなかったので、とりあえず池袋にある知り合いの方の会社に行って、その方の会社の会議室で電車が動くまで待機させてもらうことにしました。私と同じように会議室で待機されていた方が数人いらして、その中には仙台から出張で来ていた方もいたのですが、テレビがあったので一緒に見ていて、被災地の状況が次々とレポートされるのを見て事態の重大さがわかり、心を痛めていました。仙台の方は、奧さんと娘さんには電話で連絡がつき、無事なことがわかってよかったけど、まだ会社のオフィスや仲間と連絡がつかないと心配されていました。
その後、23時ごろから地下鉄や私鉄が動き出し、家に帰れそうな状況になりましたが、かなり混み合いそうだったのでもうしばらく待つことにして、テレビなどで状況を確認しながら、今日の早朝に池袋を出て、電車を乗り継ぎなんとか家に戻ってくることができました。
今回思ったのは、こういう災害時や緊急時の連絡や情報発信、情報共有にはインターネットは本当に役に立つということです。電話はなかなかつながらなかったけど、Twitterやウェブはすぐにつながり情報確認ができました。地震の交通機関の状況、帰宅困難者向けに解放している場所などの情報もどんどんツイートが流れてきて役に立ちました。また、世界の国々からの日本を支援する動きや、世界の人々が、このような状況でも略奪などが起こらず助け合おうとしている日本人の姿を見て驚いているというツイートを見てうれしく思いました。ツイッターでの地震に関するツイートは、人間は弱いところもあるけど、本性は善良なんだなと改めて感じさせてくれました。こういったときのためにも、もっと多くの方々に、インターネット、特にソーシャルメディアを使いこなしてもらえるようにしていきたいですね。
こういった状況では、一人一人が自分にできることは何かを考えて行動することが大事だと思います。参考になりそうな記事や元気が出そうな記事のリンクをいくつか紹介しておきます。
【緊急】東北地方太平洋沖地震のために、わたしたちにできることまとめ | greenz.jp グリーンズ
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