年表創造コミュニティ「Histy」のコンセプトは“時系列情報のマッピング”
私の会社で運営している年表(自分史)創造コミュニティ「Histy」に関して、久しぶりにニュースリリースを配信しました。
年表創造コミュニティ「Histy」が新コーナー『ロールモデルを探せ!』を開始 第1回ゲストは公認会計士でベストセラー作家の山田真哉さん インターフェイスもリニューアルしてより使いやすく
Histyは、いろいろな年表を並べて見比べながら、自分史や将来計画、日記、読書記録など、自由なテーマで年表をつくって楽しめるネットサービスです。無料で登録して使っていただけます。日本の出来事、テレビ番組、映画、ヒット曲、流行語など、いろいろなテーマの年表が用意されているので、並べてみると、自分が何歳ぐらいにどんな出来事があったのか、どんなものが流行っていたのかがすぐにわかります。SNSの機能もついているので、友人の年表と自分の年表を並べて見ることもできます。
自分の年表だけでなく、「ドラゴンクエスト」「2011年の予定表」など、自由なテーマで、みんなで年表をつくれる共有史年表の機能もあります。
また年表の始点を同期する機能があるので、自分と有名人、例えばスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツの年表を並べて、20歳、30歳、40歳のころにジョブズやゲイツはどんなことをしていたかを見比べることもできます。
この年表を並べて見る機能を「年表ビュー」と呼んでいますが、この年表ビューのコンセプトは、“時系列情報のマッピング”です。Googleマップが、距離軸を自由に拡大、縮小しながら空間情報をビジュアルに見せているように、この年表ビューは、時系列情報を自由に並べて、時間軸を拡大、縮小しながら見せられるようにしています。
このネットサービスのメインになるのは年表機能なので、今回のリニューアルでは、年表機能がよりわかりやすく、使いやすくなるように、「年表を見る」「年表をつくる」などのボタンを配した、年表機能専用のメニューバーを常に表示させるようにしました。
『ロールモデルを探せ!』というコーナーもスタートしました。このコーナーは、ロールモデルとなるような、各業界で活躍されている方々を、年表とインタビューで紹介しようというものです。第1回のゲストは、公認会計士でベストセラー作家の山田真哉さんです。
もともと歴史学者を目指していた山田さんがどうして公認会計士になり、本を出すことになったのかは、年表の内容で「阪神淡路大震災に遭遇」や「専門学校に通いながら公認会計士の勉強を開始」などの項目を見ていただけるとよくわかります。ぜひ自分の年表と山田さんの年表を並べて見比べながら楽しんでみてください。
これからも、いろいろな方々を取材して、年表形式でその方の生きてきた軌跡を紹介することで、多くの方々が自分のキャリアプランなどを考えるときの参考にしてもらえたらと思います。将来的には、多くの方々にHistyを使っていただき、それぞれの方々が自分史年表の形で、自分の体験、経験、知識を公開し、共有していけるようなプラットフォームにしていけたらと思っています。どんな人でも自分の人生の主人公として生きていて、それぞれが経験、体験することはオリジナルなものです。それぞれの方がそういうオリジナルな体験や知識を記録していって、それを人類の財産として共有していけたら素晴らしいことではないかと思います。
事情によりしばらく開発がストップして身動きがとれない状態が続いていたのですが、ようやく新しい開発会社との提携も決まり、開発体制も整いました。今後もHistyがより使いやすく、面白く、楽しんでいただけるネットサービスになるように改良を重ねていきます。ぜひより多くの方々に使っていただけるようにがんばります。