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【OSC Tokyo】クラウディアさんがコモンズネットブースに降臨 #NetCommons

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オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Spring(以下、OSC)が今回も盛り上がって終わりました。

コモンズネットのブースにマイクロソフトのクラウディアさんが来てくれて、情報犬とコラボで写真に収まってくれました。クラウディアさん、ありがとうございました。

ちなみにNetCommonsはLAMPだけでなくWindows ServerとIISでも動きます。Windows Serverを導入している企業ユーザの方、ぜひNetCommonsをご検討ください。

 IMAG0465

OSCはオープンソースのCMS(コンテンツマネージメントシステム)が数多く出展します。その中で初めて見て気になったのが「baser CMS」です。CakePHPフレームワークを採用した国産CMSで『コーポレートサイトにちょうどいいCMS』というのが売りだそうです。一般的な企業のホームページであれば、会社案内、製品紹介、ブログ、お問合せフォーム等、5ページくらいで充分です。baser CMSは企業サイトに最適化されたCMSです。グループウェア機能を含むNetCommonsではちょっと大げさに思われる時に検討してみたいと思います。

個人的に今回おもしろいと思ったのは、「Derimo」です。これはLinuxサーバーを中心に、子機(Derimo Client)と親機(Derimo Control)で構成されます。※親機・子機は説明の都合上、私が勝手に呼んでいます。

子機はAndroid機のGPS、カメラ、加速度センサー、さらにUSB経由でAndroid機に接続された外部のセンサーからの情報やデータを、Android機のWiFi、3G、LTEなどのネットワーク経由でサーバーに送ります。

サーバーは子機と親機の組み合わせを管理しています。子機から上がってきたデータを親機に送り、親機からの操作指令を子機に伝えます。

親機はパソコンやタブレットです。WiFi、3G、LTEなどでサーバーに接続しています。親機で操作すると、子機のモーターが動いて移動したり、カメラの映像を見たりすることができます。1台の親機で複数台の子機を管理できます。

実用的な用途として、工場の生産管理で複数の場所に設置した子機からカメラの映像やセンサーで得た情報を親機に送ることや、牧場で牛に子機を付けて牛の現在地をGPSで管理するといったことを想定しているとのことでした。他にもアイデア次第でおもしろい使い方ができそうです。

OSCはその道のマニアがおもしろいことを発表する場です。特にあてがなくても行ってみると発見があるかもしれません。

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