自分でやってみるとわかる農業で商品を作るたいへんさ
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中村さん や山口さん が家庭菜園の話を書いています。我が家でもオマケでもらった二十日大根の種があったので、先日、蒔いてみました。庭に直蒔きするとナメクジの被害が出るため植木鉢に蒔きました。
芽が出てしばらくは、順調に葉が大きくなっていきました。ところが、いつの間にか葉が齧られている様子。「ナメクジがここまで上がってくるかな」と思いつつもそのままにしておいたところ、日に日に葉が減っていきました。
あきらかにおかしいのでよく観察したところ、体長数センチのきれいな緑色のアオムシが葉っぱに取り付いているのを発見しました。狭い植木鉢に約10匹が密集しています。モンシロチョウの幼虫ではないかと思われます。
今回は遊びで蒔いた二十日大根ですし、モンシロチョウの幼虫は嫌いではないので、そのままにしてあります。
これだけの数となると1日に食べる量は多いです。すでに二十日大根は丸坊主に近くなっていて、幼虫も途方に暮れている様子です。たぶんサナギになることは難しいでしょう。結果、二十日大根とモンシロチョウは共倒れで終わりそうです。
私の場合は、「あー、食べられちゃった」でいいのですが、これが本職の農家だとそういうわけには行きません。人が食べておいしい葉物の野菜は、虫にとっても魅力的なようです。商品になる見栄えのいい野菜を育ているためには、農薬を撒いたり、手で駆除したりしないといけないのでしょう。
スーパーに野菜が並ぶまでに、いろいろ苦労があるのだと思います。パソコンの前を離れて手と体を動かすと、発見があります。
アオムシ系が嫌いな人も安心。写真は大きくなりません。
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