【Inspiron Mini 12】3年前のPentium Mノートとどちらが速い?
ヨドバシカメラにHP Mini 1000 Vivienne Tam Editionを見に行った時に、デルのInspiron mini 12もチェックして来ました。こちらで、mini 12のUbuntuモデルが49,980円からさらに1万円引きの39,980円、という情報をいただいたからです。
mini 12のデザインは丸みがあって、シンプルでよいです。一昔前のデルのノートパソコンの野暮ったいデザインから、ずいぶん洗練された感じです。直販モデル限定の赤いトップカバーが気になります。
私はキーボードを強く叩くクセがあります。mini 12のキーボードは押し込むと全体が少し沈む感じですが、まあ許容範囲内です。12.1インチで1280x800ドットの液晶は、以前に同じデルのパソコンで体験済みです。少し文字が小さい気がします。でも、これもいいとしましょう。
結局、Vivienne Tam Editionは仕事には派手過ぎ、という結論になりました。代わりに心の中でInspiron mini 12が急上昇中です。
デルのオンラインストアでカスタマイズして見積もったところ、下の構成と価格になりました。手元にWindows XP Proのライセンスが余っているので、Ubuntuモデルを買ったらXP Proをインストールしなおすつもりです。
しかし、ここでちょっと困った問題が起きました。表の右側は、私が仕事でメインに使っているノートパソコンの仕様です。
Inspiron Mini 12 |
NT350 | |
CPU |
Atom Z530 (1.6GHz) |
Pentium M 740 (1.73GHz) |
OS |
Ubuntu 8.04 |
Windows XP Professional |
メモリ |
1GB DDR2-SDRAM |
768MB DDR2-SDRAM |
液晶ディスプレイ |
12.1インチ (1280x800) 光沢液晶 |
12.1インチ (1024x768) ノングレア液晶 |
ハードディスク |
1.8インチ 80GB (4200回転) |
2.5インチ 80GB (5400回転) |
光学ドライブ |
光学ドライブなし |
CD-RW/DVD-ROM |
ワイヤレスLAN |
802.11b/g対応 |
802.11b/g、新11a対応 |
バッテリ |
6セルバッテリ |
3セル(2400mAh)バッテリ |
その他 |
130万画素Webカメラ Bluetoothモジュール |
IEEE1394 |
価格 |
特別価格 55,231円 配送料込み |
2006年当時 187,215円 2年Gold保守、配送料込み |
仕事用のノートパソコンは、エプソンダイレクトのEndeavor NT350 White Editionです。ちょうど3年前の1月に買いました。底面以外は中も外も真っ白なノートパソコンです。仕事用としてはかなりオシャレで、気に入っています。この3年間、仕事の相棒として弊社の売上を支えてきました。さすがに古くなってきて、バッテリは5分と保たない状態ですが、今も現役です。Windows Vistaにアップグレードする積極的な理由が見つからないこともあって、買い換え予定はありません。
この2台を比べてみると、性能や使い勝手はほとんど同じに見えます。もしmini 12を買ったとしたら、どちらをメインのパソコンにすればいいのか、微妙なところです。腐ってもPentium M+2.5インチ5,400回転HDDなのか、それとも3年間の進歩の方が大きいのか、わかりません。なんだか、同じような性能と大きさの2台持ちになってしまうような気がします。
モノとしてのmini 12はとてもいいと思うのですが、オモチャとしてネットブックを買うなら、やはりノートパソコンより小さくないと使い分けができなくなりそうです。もしかすると、私が買うべきなのは、仕事用の新しいパソコンか、NT350のバッテリなのかもしれません。
というわけで、考えがループしています。