ねんきん特別便がわかりにくいぞ
(暑いので文体を変えて軽いノリでお届けします)
話題のねんきん特別便が、私のところにもようやく届いた。自分の年金記録は、以前に社会保険庁のWebサイトで確認済みだ。この時ユーザIDを作るのが嫌がらせのように面倒だったのだが、高度な個人情報を扱うので多少の不便は仕方ないかもしれない。その話は今回はパス。
さて、郵送されたねんきん特別便は、A4サイズの紙に、加入制度(厚生年金・国民年金)、勤め先、資格を取得した年月日、資格を失った年月日、加入月数の表が印刷されている。クレジットカードの利用明細にちょっと似ている。
自慢じゃないが(ブログは自慢する場所らしいけど)、私は普通の履歴書では行数が足りないくらいの転職歴を誇っている。(やっぱり自慢している)
ねんきん特別便でも1枚では全然入りきらず、しっかり2枚になっている。項目数(≒会社数)は、堂々の12番まである。
100人を超えるオルタナティブブロガーでも、これだけ多い人は少ないのではないだろうか。もし私に勝てるオルタナブロガーがいたら、8月のオルタナ定例ミーティンでぜひ教えて欲しい。敬意を表して、その後の懇親会場限定でビールを一杯ごちそうさせていただくことにする。(懇親会は飲み放題だけどね)
加入月数を見ると、どの会社に何ヶ月勤務していたかがわかっておもしろい。(厳密には月末退社でないと1ヶ月少ない)
私の場合、最も長いのが株式会社アスキーで76ヶ月。続いて第2位は、ノベル株式会社で38ヶ月。
株式会社テクネコは本日8月1日からめでたく3年目に入るが、ねんきん特別便では22ヶ月で第6位まで急上昇中。アスキーを抜いて第1位になるまで頑張りたいと思う。
ここで言うまでもないが、ねんきん特別便の目的は、社会保険庁で把握している年金加入記録に、モレや間違いがあるかどうか確認するためだ。加入者としては、年金に入っていたのに入っていないことになっていたりするのが一番困る。その観点から言えば、ある勤務先の最後と次の勤務先の始めが、ちゃんと連続しているか(翌月から新しい勤務先に勤めた場合)がわかれば充分だ。
ところが、これがわかりにくい。
資格を取得した年月日と資格を失った年月日が文字で書かれているため、頭の中で2つの日付の前後関係を考えないといけなくて、確認作業が面倒だ。新卒から定年退職まで一直線の方は一行で済むのだろうが、私の場合は22個の日付を比べる必要がある。
年金の加入期間は原則25年だ。ということは、25年×12ヶ月のマス目の表に、○×で加入の有無を書いてくれれば、抜けているところが一目でわかるはず。社会保険庁で誰か思いつかなかったのか。関係者は転職したことがないのか。
民営化したら、このくらいのサービスはして欲しいぞ。
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