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once a fanboy, always a fanboy ――いい歳なのに与太話はやめられない

ある外国製メモ帳の商標をどう発音するかという件

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 メモ帳というと、自分の場合ここ数年は国産メーカー製のB6判サイズの罫線なしノートを愛用している。一方で、世間のお洒落な人達の間では、イタリア製の「Moleskine」やフランス製の「Rhodia」が人気だ。

 確かに、MoleskineもRhodiaも見た目がスマートで、ああいう文房具を使っている人はなんだか仕事もテキパキ出来そうに見えてカッコイイ。けれど、自分はまったくもって仕事が出来ない上に、元から風采が上がらないので、今さら格好だけ良く見せようとしても意味がない。だから、たかがメモ帳に機能分以上の高い金を出すのは惜しいので、リーズナブルな価格で質実剛健な国産品を選んでいる。

 で、そんな自分がメモ帳に何を使っているかという話とは全然関係なく、たまたま以下のような記事を目にして驚いた:

モレスキン「シティガイド」に初の日本版がついに登場(Modern Syntax)

 恥ずかしながら、Moleskineという商標が、日本では「モレスキン」と表記・発音されることを今まで知らなかったのだ。興味が無かったということもあるけれど、てっきり「モールスキン」と発音するものとばかり思いこんでいたので、なんというか、これは個人的には青天の霹靂に近い衝撃(笑)。

 あまりに驚いたので、実際に欧米ではどう発音されているのかをネットで検索してみたら、さらにビックリ。なんと、各国(もちろん主に英語圏)の人達があれはどう発音するのが正しいかといった感じで、盛んに議論しているのだ。中には自分と同じように「モールスキン」的に済ませている人も少なくないらしい。

 で、おそらく、もっとも正しいニュアンスをカタカナ表記にすると「モウレスキナ」となるようだ。やはりイタリア語なので、英語とは違った響きがあるなと感心。

 ちなみに、スケジュール帳の方は、ちょっと贅沢だけど、フランス製のQuo Vadisで「Business Prestige」というタイプの日本語版を使っている。理由は、判型と紙の薄さ(=軽量)が手頃だからというのに加えて、日本以外の主要諸国の祝祭日も併記されているから(唯一の不満は巻末の世界地図。まず使わない…)。ただ、最近は、MacのiCalとiPod touchのカレンダーをシンクさせて使うことが多くなってきた。シンク作業は、相変わらずMobileMeが使いにくいので、もっぱらUSB接続で済ませているのがなんだかなとは思う。

8883701038 Moleskine Plain Notebook
Moleskine

いつか財布の中身を気にせずお洒落に暮らせる身分になったら使ってみたい逸品(笑)。その時にはやはり罫線なしがウレシイので、たぶんこれを選ぶのだろう。
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