真夏のハッカソン
最近、イノベーションを起こす手法として注目を集めているのが、ハッカソンです。ハッカソンは、
ソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャらが集中的に作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベント
と言われていますが、日本でも数年前から盛んに開催されるようになりました。
同様の概念にアイデアソンがあります。ハッカソンが、ハッキングのマラソンだとすると、アイデアソンは、アイデア出しのマラソンでしょうか。
実は、昨日から筆者たちが企画するハッカソン「FUJIHACK」が東京・大田区の富士通ソリューションスクエアで開催されています。 "おい、何処かで聞いたことあるぞ!"と言う方も多いのでは。 当初は、"FUJI ROCK?"と聞き返された真夏のこのイベントも今年で3回目。昨年は、お台場のMONOで関係者集めると150人規模での開催となり、当時最大規模では?と業界の皆様から言われました。
《昨夏開催されたFUJIHACK2015のフィナーレ》
参加者は、もちろん、スタッフ、テーマオーナー、見学者もワクワクした気分に一緒しながら脳内革命を起こす。
今年は、趣向を変えて断続的に1週間4つのテーマで開催。台風の影響が心配ですが、無事この1週間を乗り切って欲しいと思います。
《FUJIHACK2016の会場となる富士通ソリューションスクエア》
中小ものづくりの街、大田区蒲田にある。通称"蒲田城"。最近この中にイノベーションスペース"PLY"がオープンした。FUJIHACK2016の会場は、まさにそのPLYとなる。
《アイデア創出促す工夫も随所に》
これは、アイデアカメラ。フィールドワークを擬似的に体験できる富士通総研が開発したイノベーション手法。
《人気の高いスタッフTシャツ》
ハッカソン毎にデザイン部門が素敵なTシャツをデザインしてくれる。FUJIHACKは昨年版が好評につき今年は継承。
昨日は、初日ということでアイデア出しのワークが中心でした。今日は朝からいよいよハッカソンがスタートします。ハッカソンの魅力については次回以降で記載して行きたいと思います。
(つづく)