やってくれるな、ZOOM。
私ぐらいの年代で「zoom zoom」と2回重ねたら、マツダの宣伝を思い出す人も少なくないはず。
しかしイマドキ Zoom といえば、泣く子も黙るWebミーティングツールです。
好評も悪評も両方ある Zoom ですが、「高機能で軽い」という点においては他のWebミーティングツールを凌駕しています。セキュリティ上の問題もまだくすぶっている中、Zoom を禁止している企業も利用している企業も混在している、というのが実態ですね。
さて、弊社では特に指定がない限り、リモート研修での標準ツールは Zoom です。アプリをインストールしなくても(PCの場合)ユーザー登録しなくても参加できますし、手軽さにおいても特筆すべきものがあります。
弊社では、リモート研修でグループワークを行う際、受講者の方々にブレイクアウトルームに移動していただきます。最近は Zoom だけでなく、Google Meet や Microsoft Teams でもブレイクアウトルームが使えるようになりましたが、アカウントを持たないゲストユーザーがブレイクアウトルームに参加できないなど、少し制約があるようですね。Zoom にはそういう制約はないので、お客様から「Zoom 以外で」と言われない限り、普段は Zoom で研修を実施しています。
さて、講師が各ブレイクアウトルームでどういうディスカッションが行われているかを観察するために、講師席の横には6台の iPad が置いてあります。この iPad は、リモート研修以外の目的では使用していません。
この iPad、中古の iPad2、iPad(第3世代)、iPad(第4世代)を安値で買い漁ったものです。^_^
じつはこれらの iPad、すでに Apple のサポートも終了しているんですが・・・
iPad 用の Zoom アプリが動作するんです。
Google Meet や Microsoft Teams は、もうこれらの iPad では動作しません。おそらく、古くても iPad Air(第一世代)が必要になります。「サポートが終わった製品は使ってはいけない」というのがセキュリティ業界の常識ですので、Google Meet や Microsoft Teams の対応のほうが正しいといえば正しいんですけどね。
それでも Zoom はこれらの古い iPad でもしっかり動いてくれるので、本当に助かっています。
コロナが収束して会社が儲かったら、最新の iPad(第8世代)に買い替えようかな・・・安くなったし。