オルタナティブ・ブログ > 谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」 >

人を動かすものは何でしょうか?様々な「座右の銘」から、それを探っていきたいと思っています

【レビュー】スリコのイヤホンが耳から落ちる・・・その解決策とは?

»

少し前にレビューした、スリーコインズ(スリコ)のワイヤレスステレオイヤホン

大学生の頃は、いわゆるウォークマンで音楽を聴きながら通学していましたが、社会人になってそういうことはほとんどしなくなりました。しかし、こういうガジェットを買ってしまうと、意外とやってしまうもんですねぇ。

さてこのワイヤレスステレオイヤホン、音質は数千円~数万円するようなワイヤレスステレオイヤホンに劣るものの、結構いいですよ。1,500円という価格を考えると、すごくいい仕事してるなぁ、という気がします。ところがひとつだけ難点が。

耳から落ちる

image11.jpegということです。とっても滑りやすい材質なんですよ。ツルツルのプラスチック。もうちょっとマットな材質だったらいいのでしょうが、そうすると 1,500円では作れないのかな。私の耳の引っかかりが小さいのか、あまり安定してくれません。前の記事でも「落としそう」と書きましたが、事実、よく落とします。

そこで何かいいのないかなー、と探していたら、こんなのがありました。ワイヤレスステレオイヤホンに取り付けるカバーです。元々は Apple EarPodsApple AirPods 用のものらしいんですが、スリコの AIR MUSIC にもそのまま対応しそうです。そこで、早速購入。

翌日届きました。開封すると、とても薄いシリコンのカバーが6セット入っていました。白3セット、黒3セット。左右の違いは特にありません。心配になるほど薄い素材です。すぐ破れそう。だから6セットも入っているのかな。使い捨て感覚、なんでしょうか。

image8.jpeg取り付けてみます。取り付けは比較的簡単。イヤホンの音が出る部分にカバーをひっかけて、ビヨーンと伸ばしてイヤホンを包み込むように取り付けます。無茶苦茶滑りが悪いので(もっとも、そのためのカバーだと思いますけど)、取り付けには多少慣れが必要です。初めて取り付けたときはズレまくり。微調整を繰り返して、なんとか取りけることができました。

image9.jpeg取り付ける時に感じたのは、意外と丈夫だということです。ビヨーンと伸ばしても、切れたり破れたりする様子はありません。使い捨て感覚、撤回します。多少乱暴に扱っても大丈夫そう。あまり神経質にならずに取り付けて、後からちょっと四苦八苦しながら ^^; 微調整する感じでもいいです。とにかく滑りにくいので、取り付けにくいと感じる人もいるでしょうね。でも、滑りにくくするためのものだもの。仕方ない。

取り付けた結果はこんな感じ。ここではわかりやすいように黒いほうを取り付けています。なんと、ピッタリです。まるでスリコのワイヤレスステレオイヤホン用に作ったみたい。ということは、私が買ったこれでなくても、Apple AirPods 用のカバーなら問題なく使えるんじゃないかな。この汎用性、いいですねぇ。ますます、スリコのワイヤレスステレオイヤホン、あなどれません。よく売れている製品にデザインを似せる、というのは(そのデザインが何らかの意匠登録で守られていない限りは)それなりに意味があります。

さて、耳に装着してみます。うんうん、カバーがいいすべり止めになって、各段に落ちづらくなりました。これなら電車に乗り遅れそうになって小走りするぐらいなら落ちないでしょう。あと、ほんのわずかですが、音質が改善されたような気がします。気がするだけかもしれません。高温の軽さ(シャカシャカさ)が少しマシになり、耳馴染みのいい音になった感じがします。耳へのフィット感が良くなったからかもしれません。単なる気のせいかもしれません。

image10.jpegで、問題は、カバーをつけたまま充電できるか?という点です。結論は・・・

充電できます。

ただし、カバーがとにかく滑りにくいので(そのためのカバーだってば)、充電器を兼ねたケースに入れにくくなってしまいました。以前はこの写真の上側のイヤホンみたいな位置にもっていくと勝手に「カチャ」と吸い付くように自動的に納まってくれたんです。マグネットが内蔵されているのでしょう。しかしご覧の通り、カバーをつけたらこの位置で引っかかります。この状態で上から「えいやっ」と押し込んだら、下側のイヤホンのように無事納まり、充電できました。というわけで、ケースからの出し入れはちょっとだけ不便に。でもまぁ、機能が完全に損なわれるわけではないので、良しとしましょう。

そんなわけで、スリコのワイヤレスステレオイヤホン、便利さがますます上がっています。

Comment(0)