個人的なお話ですが、レーシック手術を受けました
みなさん、少し遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
最近書き込みが少ないのが申し訳ないのですが、このお正月に限ってはそれなりの理由がありました。
私、レーシック手術を受けたんです。
このブログの趣旨とは全然関係ないんですけど、人生に一度あるかないかのおおごとなので、喋らせてくださいな。
実はずーっと昔から、視力回復手術に興味がありました。まだ「RK」という、角膜に放射状の切込みを入れ、眼圧を利用して目を膨らませて屈折率を変えるという手術しかなかった頃から、いつかは視力回復手術を受けたいと思っていたんです。でも度胸がないのと料金が高いのとで、ずーっと「興味があるだけ」の状態だったんですね。
しかし、ここにきてどうも肩こりがますますひどくなってきたこともあり、(もちろんそれだけが原因ではないけれど)メガネやコンタクトレンズに頼らない世界に行けば、もしかしたら肩こりが少しでも楽になるのではないか?と思い立って、いろいろ調べてみることにしたんです。調べれば調べるほど、人間は自分がやろうと思っていることを正当化する傾向に働きます。そういう心理も知っているクセに、いつの間にか「視力回復手術を受けたい!」と強く思うようになってしまいました。
現在主流の視力回復手術は2種類あります。いや、本当はもっとたくさんの種類があるんですけど、一般的にはこの2種類が多数派であるといえるでしょう。
詳細は上記リンクを参照していただくとして、早い話が角膜上皮を削ってフラップと呼ばれるフタのようなものを作り、そのあと角膜中枢部分にレーザーを当てて屈折を変え、フラップを元に戻す術式です。手術を受けた翌日からかなりの視力回復が期待できます。しかしフラップを作成するためにそれなりの厚みが必要で、角膜が薄い人は受けられません。また、目に強い衝撃があればフラップがずれる可能性があるので、激しいスポーツをする人には向きません。
こちらは角膜上皮をいわば完全に取り去って、角膜中枢部分にレーザーを当てて屈折を変えるという術式です。取り去った角膜上皮は1週間ぐらいで再生しますが、完全に元に戻るのには1か月~3か月ほどかかるんだそうです。そのため視力回復はゆるやかで、手術した翌日からスカッと見えるようにはなりません。ただ、レーシックに比べて薄く削ればよいので、角膜が薄い人でもこちらであれば手術を受けられる可能性があります。また、フラップがずれる心配がないので、激しいスポーツをする人であればこちらがおすすめです。
さて私はというと、検査の結果角膜の形がちょっと変でして(^^;、よりリスクの少ないエピレーシックを受けることになりました。ちなみに手術を受けたクリニックはこちらです。
手術当日は、ちょっと緊張しましたけど、別段怖いということはありませんでしたね。あらかじめ十分説明を受けていたからだと思います。やっぱり、事前にちゃんと説明を受けるってのはどんなことでも重要ですね。手術中は点眼麻酔をしていたので特に痛くありませんでした。角膜上皮を削ったとき、ほんの10秒ほど「目を開けているにもかかわらず何も見えない」という瞬間があり、さすがにその時は不安でした。手術は10分ほどで終わり、そのあと15分ほど休んで、検査を受けて帰りました。
手術前に裸眼で 右:0.09、左:0.04 だった視力は、翌日に 右:0.9、左:0.6 までいったん回復しました。しかし、角膜上皮が再生する過程では、角膜がなめらかではないため、視力は極端に不安定になります。手術2日目は両眼とも 0.3、3日目は 右:0.5、左:0.4 でした。実はこれを書いている今でも、PCの画面に焦点が合わず、ぼんやりしています。1月いっぱいはちょっと我慢かな・・・
しかし、手術を受けてよかったと思っています。何でもチャレンジすることは辞めたくないですね。というわけで、今年の私のモットーは「チャレンジ」です。いろいろなことにチャレンジしていきたいと考えています。致命的な失敗でない限り、失敗もまぁOKかな、と考えています。
あらためて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。