「働き方改革」無間地獄
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「働き方改革」の話は2018年も継続してウォッチしていきたいと思います。
さて、こういうケースがあるそうですね。
●勤務時間の管理がどんどん厳密になってきている
●「部門ごと」に「総労働時間」を計算していて、ある一定時間を過ぎると上司に調査が入るものだから、上司も徹底的に部下に帰れ!と言う
●そうは言っても、仕事はあるし、区切り悪いし、自分しかわからない案件もあるし、対応して、ある一定の残業時間になってくると、人事などからヒアリングがある
●社員はだんだんめんどくさくなって、あれやこれやの手をつかって、「嘘」をつくようになる
●この嘘が「働いている」のだけど「働いていないことにする」というタイプの嘘で、要は、自主的に「サービス残業」になっていく
●この嘘が時にばれる
●そうすると、「社員が嘘」をついて「サービス残業」をしないようにするための新ルールが作られる
●残業するための申請書、本当に働いた記録を残すための申告書、上司からのコメント付きの許可書などなど、残業するためのペーパーワークがどんどん増える
●ただでさえ仕事が多く、残業しなきゃなんならないのに、申請書類が多く、めんどくさいので、余計に「嘘」をつくようになる
●しめつけが厳しくなり、ルールがもっと増える
・・・・・無間地獄。
「働き方改革」無間地獄。
大変だ。
働き方改革に「自由」や「自律」がなくなってきているのが、なんとも不思議。
ルール、ルール、ルールで縛っていくと、どんどんと「働きづらい」状況になる。
・・・何かを変えるってのは大変なことですなぁ。
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