インフルエンザ記②(2018年1月16日(火)のこと)頭痛が痛い!
わたしだけが勘違いしていたのかなぁと周囲の何人かに聴いてみたら、結構同じ"勘違い"をしている(していた)人がいるので、折角だから、ブログに書いておきたい。
「インフルエンザの"予防接種"、受けた?」
と尋ねると、
「受けてない!」
と答える人の一定数に、
「だって、俺、かからないし。」
「むかーし、予防接種受けたことあるけど、いつ受けたか忘れるほど昔で。だって、私、大したケアしてないけど、周りがどんなにインフルエンザでも一度も移らないのよね。大丈夫!」
と言う人がいる。私もそうだった。少なくとも11日前までは。
でも、それは間違っている!らしい。
2018年1月15日(月)18時頃、「インフルエンザB」が確定した。(ここまでの経緯は、コチラ)
薬局で、「イナビル」を2個出される。
吸引するタイプの薬である。(子供は1つ、大人は2つ)
「帰宅したらすぐさま、2個続けて吸引してください!」
「治療はそれだけ。後は安静に。」
「水分補給は欠かさずに」
など注意事項を聴いて、帰宅。(途中、ポカリスエットやプリンなど買う)
イナビルの説明書も熟読し、2つ吸引。吸い残しがあるかもしれないというので、往復4-5回ずつしつこく吸引。多少苦みを感じたものの、完了。
熱を測る。39℃ちょっと。(たぶん、これがMAXだった)
「イナビル吸引したし、2-3日で熱下がるというし、あとは安静か・・」
とりあえず寝てしまおう!とご飯も食べず(食欲なし)、枕元にポカリスエット900mlと体温計を置いて、20時半ごろには就寝。
そこから90分おきくらいに目が覚め、ポカリ→体温測定(38℃くらい)→トイレ→寝るを繰り返した。
朝になり、熱を測るもまだまだ38℃。頭全体が痛い。
「小さい帽子を無理して被っているような鈍痛」
「どこが痛いと特定しづらい頭全体の痛み」
が続く。
結局、15日(月)から26時間くらいベッドの上にいた。
16日(火)まだ38℃。
その日も頭の痛さと38℃を抱えながら、ほぼ終日、ベッドの上に。
ずっと悪寒が続く。 悪寒、あかん。
どんなに布団を掛けても寒い。どんなに着込んでも寒い。
身体の中から震えがくる2日目。
その夜(発症2日目、1/16(火)22時頃だったか)、医者をしている友人からTELがあった。
父がその友人の勤務する病院に入院することになり、状況を教えてくれるためにかけてきてくれたものだ。
私が15日からFacebookに「インフルエンザ」のことを書いていたのも見ていて、
「で、淳子さんは、インフルエンザだって?」
「そうなの。もう頭痛いし、熱38℃から全然下がらないし。」
「発症は?」
「15日10時」
「イナビルは?」
「15日18時」
「うーん、まだ30時間くらいか・・・。まだ熱続くな」
「明日(17日水)には下がるかしら?」
「うーん、明日は無理かも。歳取ると症状も重くなるし、治り、悪いんだよね。木曜くらいまで熱、続くんじゃない?」
「そうか・・・」
・・・・・
「お大事にー」
「ありがとう。父のこと、よろしく。」
と電話切って、また眠ってしまった。頭は相変わらず痛く、食欲は全くなく。15日から口にしたのは、ポカリスエットとファミリーマートの「手摘みフルーツミックス」。牛乳プリン1個のみ。甘いもの、つるんとしたものはこういう時、助かる。
実は、私は熱に強い。だから、38℃が2日間続いても、それ自体はどうってことなく、つらかったのは頭全体の鈍痛であった。この時点では、少なくとも。「痛い、痛い、頭痛いよー、熱はいいけど、頭痛いから動けない。なんとかしてー」とずっとぶつぶつ言っていた。頭痛さえなくなれば、縦に座っていられるのに、と思っていた。
でも、頭全体の鈍痛なんて序の口だった。後で思えば。
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ファミリーマートの「手摘みフルーツミックス」には助けられた。
味覚がどんどんおかしくなる中、こういう甘い飲み物は神様の贈りものようであった。
これね。→ 「手摘みフルーツミックス」