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事業開発ほどクリエイティブな行為は他に無いと思いこんでいる人間の日常

ロンドンのエンジニア事情

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先週からロンドンのオフィスに来ております。

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私の席からの眺めです。なかなかイイ感じです。まあ、田舎なだけですけどね。

昨日はフランクフルトに移動し、とんぼ返りでロンドンに戻ってきました。フランクフルト(というよりドイツ全土?)はワールドカップ一色で、空港は混んでるし、飛行機のチケットは間違えて発行されるわで、えらい目に合いました。ちなみに、私はワールドカップ観戦ではありません。ビジネスミーティングです(念のため)。

さて、表題のロンドンでのエンジニア事情ですが、日本同様、人材不足気味。ただ、英語圏であることに加え、インドをはじめ、香港など、現在、ITで急速に発展を遂げている国々と歴史的も経済的にも繋がりが深いなど、国際的な視野で人材確保を行うことが可能なようです。ある規模以上になると全てオフシュアでまかなうというのが日常化しているとのこと。私のオフィスの隣もインドの方で、イギリスでの営業をして、開発はすべてインドで行っているとのことです。

が、そんなことより、私が日本のエンジニア事情を一番差を感じるのは、エンジニアのライフスタイルです。ロンドンのエンジニアは残業をしません。というか、イギリス人は業種を問わずあまり残業をしませんが、エンジニアも例にもれず残業をしません(少なくとも私の周りは)。

聞くところによると、特別優秀というわけではなく、その日のうちにやるべき仕事でも、残業をせずに帰ってしまうこともあるようなのですが、結果として残業をしない点においては、日本のエンジニア(のライフスタイル)とはずいぶん違うなあと思います。

日本でもエンジニアは残業しなくてもやっていける気もするのですが、お客さんをはじめ、周りにそのような文化がないと結局ずるずるやってしまいますよねえ。

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