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夢が持てる次世代を創るために企業の人材の採用、育成などを支援しているビジネスコーディネータの日々の奮闘をつづります

学生の悩み・・・「さみしい」???

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先日、こんな話を聞きました。

最近の学生(特に、就職活動をしている学生)の一番の課題は「さみしい」ということ。

そうなのかなぁ~??と思い、色々聞いてみました。

以下、私が参加したセミナーで学生さんから聞いた悩みや現状についてです。

・面接を5社受けて、立て続けに落ちているため、何とかしたい
・面接経験がないため、話せる場を増やさねば、、、と思っている
・就職する意味が分からずモチベーションが上がらない
・食品業界と決めたが、視野が狭いと感じる今日この頃。自分の軸について考えたい
・自分が何に向いてるか分からない
・自分の強みってなんだろう?
                              などなど、、、

面接の受け方や自己分析に関することなど、具体的な方法を知りたい
という意見や、なぜ働くのか?といった答えが見つからないことへの不安が大きいという
様子がうかがえました。
また、誰に相談すればいいんだろう。。。という悩みは持っているようでした。

「仲いい友達はいるけれど、ライバルと思っているから相談しづらい」
そんな意見も出ていました。
そういった面では、孤独感やさみしさを感じている人もいるのかもしれない・・・

でも、さみしいって思っても、言えないんじゃないかなぁとも思いました。
言うと、自分の弱みをさらけ出すようだから???

そんな話をしていると、学生支援をしていた社員から
こんな話を聞きました。

学生は、携帯電話でのコミュニケーションが中心になっていて、
「リアル」のコミュニケーションが得意ではない。
普通なら電話や直接会いに行ってコミュニケーションできることも
できるだけ、何でもメールで済まそうしているように見受けられるとのこと。

確かに、大事なこと、確認事項などメールのみで、
口頭での確認が少ないかも。。。
相談にきて、アドバイスしても・・・解決したのか!?
その後、連絡がない!!って子もいます

一方、弊社が支援しているBizPASSプロジェクトでは
学生が、最後、泣いてしまうくらい感動を得ています。
 (今日は4年生の送別会です。
  きっと感動的なんだろうなぁ。福岡にいけなかった私は、
  東京で彼らの立派な姿を想像してるところです)
BisPASSプロジェクトでは、会議や活動の中で、知らないもの同志がぶつかり合い、
極限まで話し合ったり、考えたりする。
ときに笑い、ときに涙し・・・お互いに干渉しながら前に進むのです。
そんな”リアル”なコミュニケーションが「連帯感」を作り出し
「仲間を得た」と感じ、”満たされている”と感じるのかもしれません。

メール、SNS、、、、便利なツールがたくさん!!
私も使っているので、その良さも知っています。
でも、リアルに人と対面してコミュニケーションをとるのは別格かな~と思います。

人とかかわることが煩わしいと感じる。
電源をOFFにすることで煩わしさから解放される。

でも、リアルなコミュニケーション(=煩わしさ)から解放される代わりに
人との関わりが減り、
相談したいときにどうすればいいのか分からず
一人で抱え込み、引きこもってしまう人がいるのかもしれない。。。

その結果、さみしい・・・と思うのかもしれない。。。

先日、TVでこんなことが取り上げられていました。

「手書き文書よりメールのほうが1.5倍ちかく嘘をつかれている」

手紙はリアルなコミュニケーションとは異なるかもしれませんが、、、
デジタルよりは、人のぬくもりを感じます。

次世代リーダーを増やすためにも、なんとかしたいなぁと思ったサミーでした。

これは、今日のご褒美♪

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お客様からいただいたホワイトデーGift。
絶品でした~

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