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オフィスにお客さんを招いたときの所作について

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プルハラ=若手の管理するGitHubリポジトリに、先輩技術者がプルリクエストを送りまくるハラスメント。

あ、すいません、独り言です。すぎもとです。こんにちは。

先日OSSコンソーシアムの部会を弊社でやりました。いつもは川崎でやってることが多いのですが、珍しくみなさまにお越し頂いたかたちです。六本木という場所は繁華街の割りにそんなにアクセスが良くないです。いちおう、日比谷線と大江戸線がありますが、場所が結構離れているのと、大江戸線名物地下N階ってのがありまして、なんか大江戸線をカウントするのに少し抵抗があります。で、日比谷線はこれまた微妙にいろいろ避けていく路線なんですよねえ。この日の部会も、みなさん到着時間を読み間違えるということからも便利そうで便利でない六本木というのがわかっていただけるかとおもいます。まあ、それもいいという話もあるでしょうから、この場所をあんまりDISるのはやめておきましょう。夜中に誰か来たら嫌だし(きません)

で、ふだんあんまりオフィスにお客様を招くことがないのですが、この日は初めて来られた部会メンバーの方も多かったので、オフィスにも入ってもらって、中を案内したんですが、なんかあらゆる意味でしっくりきません(もちろんオフィスもお客様もなにひとつ悪くなく、これは純然たるぼくの心的な問題なんです)まず案内ってほど広くないわけです。入ったら全部見渡せるので「このとおりです」って言うしかありません。いや、言わないです。もごもごしてるだけです。

34階なので景色もそこそこいいのですが、わざわざ景色を良いですよ、っていうのもどうかとおもいます。見たら分かるし、景色とかそりゃいいだろって感じのものですし、だいたいぼくが育てたわけでもないですし、「このとおりです」って言うしかありません。いわないですが。

挙げ句の果てに、スカイツリーとか教えたりしますが、ある、っていう一瞬の気づきにはなんらかの感情はあるでしょうけれど、それ以上のものを期待されてもおそらくみなさんそこまで興味ないですよね。すみだ水族館はなかなか面白いところですが、残念ながらここからはいっさい見えません。

それから、うちのオフィスでちょっとだけ珍しいと言えば、畳スペースです。こちらも紹介するたびに、ちょっと「タタミとかめずらしいものがあるんですよ」的なドヤ感がどうしてもしでてきてしまうので、あんまり声高に紹介するのもなんだか躊躇われる。それにくわえて、これもオフィスに入ったらすぐ気づくし、その効果なんてのは容易に想定されうるわけですから、やっぱり「このとおりです」っていうしかないわけですよ。いわないですが。

その間も会社の同僚はもくもく仕事をしています。誰も助けてくれません(あたりまえだ)いや、これ、お察しの通り、働いてる側としては良いオフィスなんですよ? 景色もひらけてるのは気分が良いですし、リラックスしたくなったときに畳があるのって便利ですし。でもなんかそれを紹介するとなったときにどうも居心地が悪い感じがしてしまうんですね。

ていうか、そういう社会的な所作をみんなどこで覚えてくるんですかね。コース取りを盛大に失敗してることがこういうどうでもいいところで明らかになってくるんじゃないか、とそういうことを思いながらこの項目を終わらせて頂きます。

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