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フィードメディアに関する考察-2

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単純な質問だが、紙の朝刊と、ネットのニュースサイトの最大の相違点は何だと思うだろうか。

朝刊を一字一句全て読む、という人は珍しくない。しかし、ニュースサイトを全部読んだことがある、という人は万に一人もいないのではないか?

つまり、答えはカンタンで、
ニュースサイトはアーカイブで、朝刊は更新情報なのである。

朝刊、いや新聞というものは、昨日のそれと今日のそれでは全く内容が違う。新聞紙には、今日の最新情報、更新情報しか載っていない。そして、紙の大きさと厚みによって、どのくらいの分量の情報があるかが一目瞭然。だから安心して全部読める。

これに対してニュースサイト、いや(HTMLによる)Webサイトには、どのくらいの情報量があるのか分からない。また、どこからどこまでが更新情報で、自分にとって未読の情報なのかが分からない。HTMLだからということもあるのだが、人間が目でちゃんと見てみないと、どれが新しいのかまったく分からないのである。


これに対して、Feedリーダーで情報を取得している限り、未読情報、更新情報の総量をデジタル的に感得することができる。1件ごとの情報量はすぐには分からないが、少なくとも件数はすぐ分かるのである。これがHTMLによるWebと、RSSによるフィードの大きな違いだと思う。

つまり、フィードメディアがそのくらいの規模になり、どのようなマネタイズが行われるのかはおくとして、とにかくフィードは更新情報を正確に伝達するメディアであり、情報の数量的な把握を誰にでもカンタンに行わせるという大きなメリットをもっている。


現代は情報過多である。いままでは情報収集コストが高かったので、できるだけ安くカンタンに情報を集める手段を皆が考えてきたが、いまは逆に、あまりに多い情報の中から必要なものをフィルタリングして、SN比 を下げる手段のほうが必要になってきている。フィードは更新情報を中心としたトラフィックであり、ここをベースに情報収集するということは、非常に効果的だ。フィードメディアの存在意義はそこになると考えている。






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