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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

3年生が卒業・・・最高のチームを見た

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高校では卒業式が終わると、各クラブで「卒部式」が行われる。体育館を覗くと男子バスケットボール部と女子バスケットボール部が卒業生と送別試合を行なっていた。試合にはマネージャーや顧問の先生も加わり、普段は見られないシーンに胸が熱くなる。

この男女チームは昨夏の高体連札幌地区を突破し、アベックで全道大会の出場を決めた。(スポーツ新聞に載るほどの快挙だった)。公立高校の男女同時出場は初めてのことのようだった。本校の部活は大幅に制限を受けながら、与えられた環境の中でベストを尽くした結果の地区予選突破だった。技術や体力を超えた部分で勝負に挑んだのだろう。このようなチームを創った指導者には頭が下がる。本当に立派だ。

三年生は卒部式で指導者や後輩たちに心から感謝の言葉を伝えて旅立ったようだ。こちらこそ、みんなに感謝したい。不十分な練習環境にも不平・不満を口にせず、黙々と努力を続けた姿こそ立派な高校生でありスポーツマンだった。卒部、おめでとうございます。皆さんは素晴らしい経験をしましたね。

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