寛容性の減少
»
いつから日本人の心に「寛容性」が少なくなってしまったのか。近所のお寺の「除夜の鐘」が「うるさい」という苦情によって、鐘付きがなくなってしまった。
年に一度、大晦日の除夜の鐘の音を「うるさい」という感覚は理解できない。なんとも悲しく、残念だ。
同じようなことは学校でもよくある。学校祭の打ち上げ花火がうるさい、という苦情に困っている学校も多い。
テレビのワイドショーの影響で文句を言ったり批判することが正義のような風潮があるのだろう。ワイドショーなどでは、「とりあえず何か批判しておけば正しそうに聞こえる」という意識があるのではないか。
我々にゆとりがなく、いつも何かにストレスを感じている日常が寛容性を失わせている。落ち着いた社会を取り戻さなくては。
SpecialPR