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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

宿泊研修

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学生の頃、アメリカ横断・縦断の一人旅をしていた。グレイハウンドという長距離バスを乗り継ぎ、安い宿に泊まり毎日ハンバーガーを食べ旅していた。グランドキャニオン、ナイアガラフォール、自由の女神、キーウエスト、7マイルブリッジ、今はもうないワールドトレードセンター・・・見るもの全てが心に焼き付いた。それにしても、人は旅人に優しいものだと思った。汚い恰好をして旅している若者を見ると「助けてあげたい」と思うのだろうか。バスで横に座ったおばあちゃんから「今夜はうちに泊まりなさい」と言われることも度々あった。見知らぬおじいさんが、「俺もお金がないから、同宿しないか・・・」と言われたり。もちろん、危険な目にも遭った。旅先で出会った日本人たちもみな優しかった。旅の良さは、その非日常性にあるのだろう。普段と違う場所、空間で過ごすことが、時には必要なのかもしれない。皆さんにも、ぜひ、若い時の旅を経験してもらいたい。それが長旅である必要はないし、贅沢なものではない方がいい。旅に出ること、そこに価値があるのだから。

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