GLEEが訴えるもの・・・1
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FOXのドラマ「GLEE」 はじめは何気なく見始めたこのドラマ。オハイオの片田舎にある架空の高校のグリークラブを舞台に様々な物語が繰り広げられる。
主役のコリーモンティスが薬物で中毒死したのはつい先日。とてもとても悲しい。
グリーはよくある学園ドラマではなく、とても深い問題を見ている者に投げかける。 グリー部に集まる生徒たちは、ゲイ、レズ、障がい者、アジア系、ユダヤ系、アフリカンアメリカン、など社会的に弱者と呼ばれる生徒たち。アメリカの社会問題の縮図が描かれている。
お互いの弱さを批判しつつ、良さも認める生徒たち。常にもめごとが絶えない。
個人的には彼らの物の言い方が好きだ。感情を素直に表現し、後で「ごめんなさい。言いすぎた」と言えるところ。
グリー部のシュー先生は彼らと正面から向き合う。生徒の成長を願いながら、可能性を追求させる。生徒を見る目が本当にやさしい。彼から学ぶことは、生徒たちをみるときのまなざし。
このドラマが共感されるのは、生徒の中に自分が持ってる弱さを見ているからだと思う。
人はだれもが弱い面を抱えながら生きているはず。それを隠さずに表現し生き方に悩むくカート、レイチェル、フィン。
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