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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

高校野球にみる「流れ」

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野球は「流れ」のスポーツ

ゲーム前から試合は始まっているし、ゲーム中にも流れが複雑に行ったり来たりする。
今まで2000試合以上を経験し、それ同じ数ほど観戦してきたものとして
最近やっと「流れ」を感じるようになってきた。流れを失うのは、迷った末に後悔するプレーや采配で、結果に対して悔いが残る場合。確実に流れを失い、悪い流れにはまっていく。                                    
また、意識の中で「いつでも打てる」「いつでも点が取れる」と思ってゲームを続けてるといつの間にか相手の流れで試合が進み、終わってみれば完封負け。ということになる。
これは人生でも同じ。
「あの時、あんな決断していなければ」とか「いつでも出来るから、今はいい」と考えると悪い流れにはまってしまう。                        
悪い流れを断ち切るには、一つ一つのプレーを大事にするしかないのだろう。ひたすら耐えて、ピンチを「ありがとう」という気持ちで迎える事。「嫌だ」と思ったらもっと大きなピンチが押し寄せる。
野球から人生を学ぶ事は本当に多い。
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