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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

今日、息子をちょっとした一人旅に送り出しています

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横浜に住み、自身とカミさんの実家が神戸にあり、年老いた両親がそれぞれ健在ということもあって夏休みや正月に「孫の顔を見せに」帰省するというのを半ば意地になってやっている私。ちなみにこれまでは私だけがあとから追いかけるとか、私だけが先に横浜に戻るという動きをしたことはありましたが、今年は諸般の事情により私以外の家族が先に神戸に向かっています。そして今年初めてのオプションとして、中学生の息子に乗車券と時刻表を持たせて横浜から神戸までの一人旅をさせています。移動はずっと日中だし、東海道線から始まっていわば一本道なので乗り換えを変な方向に間違えなければ確実に着けるし、一応定期的にメールで連絡はさせているので状況は何となくわかっているのですが、それでもやっぱり心配なのは仕方ない。

こんな私でも、たまには親の顔をしますよ。これでも(笑)

 

思いなおせば自分で最初に「一人旅」をしたのは小学校4年位のころ


当時母親の実家があった山口県は下関から、父親の実家のあった長崎県諫早市までの一人旅。たしか長崎本線の電化前でディーゼル特急(かもめ?)だったと思います。乗り換えもなく、要は降りる駅さえ間違えなければ辿りつけたし、実際諫早駅まで祖父に迎えに来てもらっていたのでトラブルも何もなかったのですが、何しろ時は1970年代の前半。ケータイなんて想像すらできない頃だし、そもそも市外通話できる公衆電話自体も少ない頃。乗車すればあとは降りてくるのを待つしかない。今になって思えば結構な大冒険だったような気がします。
そんなことを思い出しつつ、さて、息子はどこまで到達したことやら。

え、何言っているんだって?
こんな私でも、たまには親の顔をしますよ。これでも(笑)

 

社会的なもろもろは気にしつつも、旅はさせるものだと(内心ビクビク)


本人的には乗り換えを一生懸命調べてましたし、いざ移動を始めるといろんな人に気がついて席を譲りまくってるようで、名古屋の手前あたりまでは殆ど立っているらしい。元ボーイスカウト的にそこまで頑張らんでもとか思うのですが(いやそうじゃないかもしれませんが)、単なる昼間の乗継旅行だけれど、そこから何かを感じてくれたらありがたいなとは思っています。

え?何言ってるんだって?
いや、だから、こんな私でも、たまには親の顔をしますよ。これでも(笑)

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ご報告: 6:30から移動を開始した息子から、17:40頃に先行して神戸入りしていたカミさん&娘と無事合流できたとの連絡を受けました。延べ11時間。なんだかこちらが疲れました(笑)

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