巡り合わせで実現できた英会話の「底上げ」
おはようございます。
冷え込みをほとんど感じさせない朝。
薄い雲が青を濁らせる、冬にはない空。
===ほぼ毎朝エッセー===
帰国子女社員。アリスさんの社員紹介記事が公開直前です。それを読んでいて改めて巡り合わせとは不思議なものだと思いました。彼女は今月が終わると入社以来丸1年経つことになります。紹介記事に載る予定の一文から引用させてもらいましょう。
以下引用==>
私は「社内開催 マンツーマン英会話レッスン」の立ち上げにも関わりました。ある日史郎さんから「社員の英語力の底上げをめざし、社内に英会話講師が常駐し、業務時間内にマンツーマンレッスンを受講できる仕組みを作りたい。立ち上げに協力してほしい」と相談されました。大学時代、英会話講師のアルバイト経験があったので、講師の紹介や勤務体系などの調整を行い、レッスンが始動しました。社員の皆さんから「レッスンが楽しい!」「英語への抵抗感がなくなった」「ビジネス英語をスキルアップし、海外で働きたい」という声を聞くと、とても嬉しいですね!
<==以上引用終わり (※ 社内では「史郎さん」と呼ばれいています)
今は当たり前になっている社内英会話教室ですが、1年前には全く存在していませんでした。
自分は兼ねてから、社内の英会話能力を引き上げておくことが、とても重要なことだと思っていました。ところが、英会話のようなものは、いくら引っ張ったところで、なかなか浸透できないものです。集合教育とか英語ディスカッションなどの場を創りたい躍起になっていたのですね。よく経営会議でも話題にしていました。そこに別メンバーからの一言。
「集合教育とかって、結局、英語が得意な人たちがずっと話していて、そうで無い人たちは黙ったまま。徐々にその教育自体がダメになっていくんですよね…。」と、竜頭蛇尾的なことになるとの経験からの予言でした。
では、「底上げするためにはどうするか」。「マンツーマンの英会話でしょ」ということに、議論の結果たどりついたのです。会社で勤務時間内に会話の練習ができる場を設ければ、いわゆる個人個人がそれぞれに上達できる「底上げ」につながるだろうと。そこですぐ様、新入社員のアリスさんを捕まえて、上記の依頼をしたのです。
彼女は自分のネットワークを通じて英会話の講師たちを紹介してくれました。もちろん、彼女なりのフィルターをかけて人物を選んでくれています。その中の中堅ビジネスパーソンは一人、社員にもなりました。そして、今はこれから新入社員が増えるにあたって、もう一人講師を探そうと動いています。
昨日はSkypeや国際電話で海外からの入社希望者たち9名を一挙に音声面接しました。その中で、この英会話を実施していた効果が認識できたのです。英語が母国語ではない人たちと如何に会話を成り立たせるか、その能力が「底上げ」されていたのです。おかげで、音声面接自体もとてもいい成果が得られました。
アリスさんのインタビュー記事からの引用を続けましょう。
以下引用==>
CACHATTOのグローバル展開に伴い、最近では、帰国子女、海外大学の卒業生、外国人の入社が増えています。英語での会議や立ち話は社内の日常風景となり、グローバルな雰囲気が増しています。私は、e-Janネットワークスの自由な社風が大好きです。グループ(部署)間の垣根もなく、風通しが良く働きやすい会社です。米国では友達から「アリス(Alice)」と呼ばれていましたが、e-Janネットワークスでもみんな同じように呼んでくれます。(弊社代表と同姓のため、紛らわしかったということもありますが…笑)
<==以上引用終わり
そう。アリスさん、苗字が「坂本」さんなのです。(縁故採用ではありませんよ!)
英会話を運用してくれている講師陣、手配をしてくれているAMG (Administration Management Group)メンバーたち、様々な工夫があちらこちらにあって成り立っています。こういう巡りあわせがあるのですね。
なお、インタビュー記事は今週末に公開予定です。お楽しみに。
http://www.e-jan.co.jp/recruit/recruit_top.html