象のジレンマ
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RDBMSの父ともいうべき人にRDBMSに未来がないと言われてしまえば、立つ瀬がないという感じです。
1つのサイズでまかなえるものはないというのはシンプルで歯切れが良いですが、インターシステムズとしてはなるべく1つのもので様々なものに対応していこうとしている現状、これははいそうですかと素直に引き下がれない所ですね。
この記事でもうひとつの興味深い部分は、
データウェアハウスが単独で存在することはなくて、それは現在と過去を比較したいから。つまり、過去はデータウェアハウスの中にあり、現在はトランザクション処理システムの中にあるので2つを比較して初めて意味のあるものになる。
という内容です。
これはつまりアクティブアナリティクスと我々が呼んでいるものそのものですね。
ところで既存のRDBMSベンダーはどういう方向性を考えているのでしょうか?
最近読んだガードナーの記事によれば、既存のアーキテクチャ上に様々な新しいデータモデルを追加しつつ、そのリスクヘッジとして全く異なる新しい実装を試しているという話がありましたが、まさしくその辺りで今後の方向性を模索しているのかもしれません。
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