日本だけ！「SIガラパゴス」に明日はあるか
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システム構築ビジネスの形態が日本と海外では全く異なるというのは知る人ぞ知るという感じで当事者のSIベンダーにお勤めの皆さんは以外に知らないことなのかもしれません。
ハードウェアの世界で起こったガラパゴスの崩壊がいよいよソフトウエアビジネスの世界にも及んでくるかという議論は以前から結構言われてきたことですが、あんまり変化していないように思います。
それこそがここで述べられている参入障壁なのかもしれません。
仕事柄SIベンダーの皆さんとお話する機会は結構ありますが、相変わらずだなあと思うことが多いです。
表面上は従来の延長で仕事が永遠に続いていくような印象を受けます。
根本的に変えるためにはやはり強力なリーダーシップが必要でそのためにはトップダウンアプローチが不可欠ですが、日本の意思決定プロセスはずっと集団的意思決定プロセスを踏襲しているわけでこれがそんなに簡単に変わる訳がないし、かつそもそもトップダウンが偉くて集団的意思決定が偉くないなんて簡単には言えないものではないかと思えてきました。
一時期は日産のゴーンさんのトップダウンアプローチがもてはやされましたが、最近はなんだかぎくしゃくしているようですし、トップダウンをむりやり日本に持ち込んだ弊害が出ているのでは？などと勘ぐったりします。
何かをきっかけにがらがらと変わるのか、目に見えないように徐々に徐々に変化していくのか、あるいは結局何も変わらないのか、ちょっと全然見当がつかなくなってきました。
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