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iOS5がリリースされたので、早速iPhone、iPadをアップグレードしました。

最初、iPhoneをアップグレードする際にiTunesもついでにアップグレードしました。

その際にシステムのリブートを求めれたのですが面倒だったのでそのままリブートせずにiOSのアップグレードを実施しました。

そうすると終了時に不明なエラーが発生し、iTunesが異常終了しました。

この状態でiPhoneを確認した所、どうも一部のアプリケーションやそのデータが消えている様子。

バックアップを取るところまで確認していたので、またもや何のためのバックアップという感じでした。

仕方がないので今度はちゃんとリブートしてからiPadのアップグレードを実施しました。

そうすると今回は何の問題もなくアップグレード終了

そして再度iPhoneも同期させてみると無事に消えたアプリとデータも無事復活しました。

最初のiCloud効果かなという感じです。

さてiOS5の最大の目玉がiCloudだと思いますが、まだよくわからないというのが正直なところです。

従来型のクラウドサービス(DropboxやSugersyncやEvernote)とは大分毛色が違うというか、Appleらしくファイルの置き場所が徹底的に隠されています。

つまりデータは必ずアプリケーションに結びつけられていて、単独にファイル操作できなくなっていて、これぞオブジェクト指向という感じです。

これは徹底していて気持ちいいくらいですが、自炊本をPDFにしてiPadで読んだり、YouTubeの動画をダウンロードしてiPhoneで視聴する私のようなあまりお金にならないユーザーのことはあんまり想定していないようで、これらをクラウドで管理する方法が見当たりません。

ウェブで検索してみても例えばPDFファイルは、dropboxを使えなどと記載されているページにしかたどり着きません。

相変わらずiTunesで同期せよということですかね。

とはいえ、iPhoneとiPadのバックアップ領域で無料の5GBはすぐに使い果たしてしまい、20GBの年間サブスクリプションを購入してしまいました。

完全にAppleの術中にはまっていますね。

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