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習慣化した行動のおそろしさ

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朝、会社に行く前にすることはいろいろありますが、大体パターン化しているものが多いです。

その中で、私はコンタクトを使っていますので、朝コンタクトを目に入れる作業を行います。

最近は、コンタクトを購入する店では、洗浄液とレンズとの相性を説明してくれて、私が使っているレンズには、この洗浄液が良いと推奨してくれたものがあります。

専門家がそういうのなら、従って問題ないだろうということで、その洗浄液を使っています。

これは、消毒用の液と洗浄用が分かれていて、はずした後に軽く洗浄した後、専用の容器に消毒液にレンズを浸して、次の朝に、再度洗浄して装着するという手順になります。

消毒の目安は6時間と書いてあって、これは絶対点眼禁止と書いてあります。

かれこれ1年近く問題なく使っていました。

ところがつい先日、いつもの様に洗浄して、目に装着した瞬間、強烈な刺激痛が走りました。

そして、洗浄液の代わりに消毒液で洗浄してしまったことに気づくまで、数秒もかかりませんでした。

即座にはずし、目薬(生理食塩水に近いもの)を大量に注ぎました。

ですが、見る見る内に目が真っ赤となりました。

このまま、目が空けられない状態になるのでは、と心配しましたが、幸い10分程度で痛みは継続するもののなんとか持ち直しました。

ですが、3日間くらい目の痛みは消えませんでした。

改めてそも消毒液の容器を見てみると、ほかのものと区別するために注ぎ口を赤にしていると書いてありました。

確かに赤は毒々しさを想像させる色で、普通はおかしいと感じるものです。

しかし、習慣とは恐ろしいもので、容器から取り出して、洗浄して、目に入れるまでの動作は、完全にルーチンワークしていて、その注ぎ口が赤かどうかなどは全く意識していません。

しばらくは、意識しているので、同じ過ちを犯すこともないでしょうが、しばらくすると、再度全く無意識の行動になる可能性が高いと思われます。

再発防止策を考えあぐねているところです。

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