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ネットデマ考察:國分功一郎氏「フランスでは選挙一週間前から世論調査結果報道禁止」

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エイプリルフールの日ですが、ネットでのデマほど公式リツイートされて広がり、訂正ツイートは広がらないという絶望的な状況であることを実感ています。

高崎経済大学経済学部准教授 國分功一郎氏ツイートは6500を越えるリツイートがされ、共感を呼び広がっていることがわかります。

まあ、総選挙投票〆切前の勝手連的、ツイート行動によるもので加速するのは分からなくはありません。それでも、訂正のツイートは61だけで全く広まっていません。

國分氏は、「知識は力になる」と知識を賛美しておきながら、日本で都市伝説を作ってしまたことを反省し、それを払拭する活動をもうすこし熱心にやっていだきたいと願います。

ネットでのデマは、人々の期待に応える意外な新事実として好意的に受け取られ善意で広まりやすいもののようです。一方その訂正情報は、おもしろみも少ないし、元のデマを知っていないと意味を成さないため広がりにくいようです。 また、デマが宣伝に使えるものであれば利用されやすくもなります。

毎日がバレンタインデーだったらという歌の歌詞はロマンチックですが、毎日がエイプリルフール化しつつある昨今、ネットでのデマ・都市伝説にはうんざりです。せめて、思想信条に反していても事実は正しく伝えるという姿勢を國分氏はじめ、デマ発生源の方がとられることを願っています。

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