ThinkPad組み立てが中国から日本へが示すアセンブリの時代
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中さんのエントリー、「「Think Padの生産拠点を中国→日本へ移転」:中国のコスト優位性が失われつつある」が話題ですが、中国のコスト優位性が失われつつある、 というのは釣りでしょう。
「Think Padの生産拠点を中国→日本へ移転」:中国のコスト優位性が失われつつある:情報インフラ24時 眠らないシステム:ITmedia オルタナティブ・ブログ via kwout
実際のところ、記事の引用にもあるように、
ドュイル副社長は「消費者に近いところで生産することは重要」と述べ
と、組み立てを消費地の近くに置くメリットが重要ということとレノボNECホールディングスとして既存の拠点米沢事業所を生かしたいということでしょう。
ThinkPadは元々日本IBM大和事業所で設計企画されてきて、高い品質と、日本のニーズに応えてきたことで信頼を勝ち取ってきたブランドです。そのThinkPad品質神話がレノボになってゆらいだところがあり、また、消費地に近い所で組み立てることで、納期短縮、品質向上のメリットが大きいと判断されたのでしょう。
そもそも、CPUなどの主要部品はグローバルのあちこちで作られてそれを組み立てるのがノートパソコンの製造です。ただ、組み立てノウハウや新製品での実装などで 高コストだろうと、日本向には日本で組み立てるメリットがあるということは、考えられます。ただちに、中国のコスト優位性が失われているという話にはならないと思います。
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