オルタナティブ・ブログ > データイズム >

記録するジャーナリズムから、測って確かめるデータイズムへ

北米の3倍弱?! 日本のTwitterでRT (ReTweet)関心と国民性 (RTの方法も)

»

日本のTwitter熱を調べていて、まだまだ英語圏の半分(チャート上)と思ったのですが、ReTeeet (RT とTweeterのアンド条件)(チャート下)では、なんと北米の3倍弱あることがわかりました。

ReTeeet の方法:引用して書いたしるしにRT と書き、@をつけた元発言者のID(@ +  TweeterのID)の後に元発言を貼るだけ(2009年8月19日現在)
なのですが、本当にそれでいいのか?何かすごいことが起きるのか?検索する人が日本で多いようです。

Twittertrendgoogletrends
Retweettrend200908_3

Twitter は2009年8月現在何か特別な機能として実装しておらず、慣習としてそう書いているだけ、ということがわかりにくく、本当にこれでいいのか、みんな Googleで調べている という様子が伺えます。(私も何度か調べました。)

Twitter の利用は英語圏の方が日本の2倍程度進んでいるようです。(チャート上)。このグラフでは、検索に占める多さを指標化したものなので、人口の多さは関 係なく、よく検索されている度合いが相対的に表示されます。左のグラフだと、US、カナダ、イギリスがほぼ一致していて、ドイツ(オレンジ)と日本(赤) は その半分程度であることがわかります。、一方でGoogle Trendsで測ったRT + Twitter は日本がダントツです。英語圏で2009年4月ごろの第一のピークに相当する時期でこれだけ検索されているので、日本はちょっと違う受け入れられ方をしていそうに思います。

ちなみに、 Twitter、RT機能の実装を計画 もあるようで、刻々とTwitterを取り巻く世界は変わっていきそうです。ネットコミュニティにはライフサイクルがあって、創世記の楽しさは後からでは味わいにくいものがあります。そしえて、Twitterはまだその楽しさが当分楽しめそうな予感がしています。

>>>>>> ポツポツとTwitter 始めました。お気軽にフォローください。
http://twitter.com/sakamotoh

お断り:
本ブログでの坂本英樹による投稿やコメントは、あくまで個人の主観に基づくものです。現在および過去の勤務先の意見や見解を表すものではありません。

Comment(0)